「千葉の高校球児で、一番悔しい思い」を力に...専大松戸・吉岡道泰、涙、涙のサヨナラ満塁弾/千葉大会

「千葉の高校球児で、一番悔しい思い」を力に...専大松戸・吉岡道泰、涙、涙のサヨナラ満塁弾/千葉大会

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/07/21

第103回全国高校野球選手権大会(8月9日開幕、甲子園)出場を懸けた地方大会は21日、各地で行われた。千葉大会は高校野球史上初めて決勝でタイブレークが実施され、専大松戸・吉岡道泰外野手(3年)が延長十三回にサヨナラ満塁本塁打。10-6で木更津総合を下して6年ぶり2度目の優勝を果たし、春夏連続の甲子園大会出場を決めた。

■史上初…決勝タイブレーク

3時間56分。真夏の激闘に決着をつけるグランドスラム。殊勲の専大松戸・吉岡がうれし涙を流しながら、ダイヤモンドを一周した。

「千葉の高校球児で、一番悔しい思いをしていました。借りを返したかった。うれしいです」

延長十三回無死満塁で左打席に立った1番打者が、ZOZOマリンスタジアムの右翼席へサヨナラ弾をたたきこんだ。

延長十二回を終えて6-6。十三回から高校野球史上初めて決勝でタイブレークが実施された。専大松戸は十三回表に2死一、三塁のピンチを無失点に抑え、直後に劇的な勝利で6年ぶり2度目の優勝を果たした。

No image

延長十三回、サヨナラ満塁本塁打を放つ専大松戸・吉岡道泰=ゾゾマリンスタジアム(撮影・長尾みなみ)

■「春」は無安打…守備で後逸

同時に春夏連続の甲子園出場も決まった。吉岡は今春の選抜大会初戦の中京大中京(愛知)戦に「4番・左翼」でスタメン出場。だが3打数無安打に終わり、守備では打球を後逸。結果的に決勝点となるランニング本塁打を許してしまった。

持丸修一監督は奮起を促そうと、敗戦2日後の3月27日から5月下旬まで、吉岡を期間限定の主将に任命した。期待をかけられた背番号7は「やるからには、どこかで優勝しよう」と発奮。5月の春季関東大会で初優勝を飾り、夏は沖縄尚学に続き、全国2番目に甲子園大会出場を決めた。

今大会は1、2番を務めて打率・542、1本塁打、5打点と大暴れした。「主将をやって視野が広くなった。甲子園で1勝したいです」。吉岡は高校通算15号(公式戦2本)を放ち、千葉大会を終えた。次は春夏通じてチームの甲子園初勝利を狙う。(山口泰弘)

No image

喜びを爆発させる専大松戸ナイン=ゾゾマリンスタジアム(撮影・長尾みなみ)

◆吉岡 道泰(よしおか・みちやす)2003(平成15)年5月4日生まれ、18歳。千葉・松戸市出身。小2で野球を始め、松戸四中時代は江戸川中央シニアでプレー。専大松戸高では1年春からレギュラー。181センチ、81キロ。右投げ左打ち。家族は両親、姉、祖父母。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加