アナログ感じる作品の数々展示 県立美術館

アナログ感じる作品の数々展示 県立美術館

  • FBC 福井放送
  • 更新日:2023/03/18
No image

若者を中心にアナログに興味が持たれ、昭和のレトロブームが広がる中、福井市の県立美術館で、福井ゆかりの映像作家の貴重な作品や写真など合わせて70点を展示する「イメージWORKS」が開かれ、注目を集めている。3月26日まで。

若者を中心にアナログに興味が持たれ、昭和のレトロブームが広がる中、福井市の県立美術館で、福井ゆかりの映像作家の貴重な作品や写真など合わせて70点を展示する「イメージWORKS」が開かれ、注目を集めている。(3月18日)

世界的なビデオアート作家のナム・ジュン・パイクさんが、大本山永平寺を訪れ1986年に製作した作品「メイド・イン・永平寺」は、読経に合わせてモニターに真っ赤な炎が映し出され、その炎の色に包まれる仏像をテーマにしている。

また鯖江市出身のアニメーション作家・久里洋二(くりようじ)さんが60年代に製作した、ユニークな世界観を表現したアニメや、南越前町出身の写真家・土田ヒロミさんが互いに距離を取り合う人の群れに視点を向け、社会が変貌する日本の姿を描いた作品などが展示されている。

さらに連続した静止画を高速で動かすアニメーションや、写真の原理を研究する実験室に見立てたコーナーもあり、デジタル化が進む中で、昭和時代のアナログの魅力に触れることもできる。

3月26日まで開かれ、一般や大学生は100円、高校生以下や70歳以上は無料。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加