英王室農場から子ヒツジ「救出」 動物愛護団体

英王室農場から子ヒツジ「救出」 動物愛護団体

  • AFPBB News
  • 更新日:2023/05/26
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英イングランド北西部にある湖水地方国立公園内の農場で飼育される子ヒツジ(2018年4月18日撮影、資料写真)。

【AFP=時事】英動物愛護団体アニマル・ライジングは25日、イングランド東部サンドリンガムにあるチャールズ国王の別邸の農場から、子ヒツジ3匹を「救出」したと発表した。

女性メンバー3人が24日夜、別邸の敷地内にあるアップルトン農場に侵入し、小ヒツジを連れ去ったという。

同団体はソーシャルメディアに動画を投稿し、「救出」しなければ、子ヒツジは食肉処理されていただろうと主張した。

3人はロンドン西方のウィンザー城前で、「私は国王のヒツジを助けた」などと書かれたプラカードを手に写真撮影をした後、警察に出頭した。

アニマル・ライジングは「彼女たちは動物を危険から救うのは正しいと考え、行動を起こした」と投稿。「(動物への)哀れみに基づいた行動であり、一般の人々は動物愛護と(動物の)自由を支持してくれると信じている」「これは私たちと動物の壊れた関係を修復する方法だ」とツイッターに投稿した。

警察は「20~30代の女3人が自主的に警察署に出頭し、窃盗の疑いで逮捕された」としている。3人は勾留中だという。

アニマル・ライジングは先月にも、英国で行われた競馬の世界最高峰の障害レース、グランドナショナルでコースに侵入し、発走を妨害した。【翻訳編集】AFPBB News

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