
2023年全日本卓球選手権大会<1月23~29日/東京体育館> 25日、ジュニア女子シングルス準々決勝で張本美和(木下アカデミー)が司千莉(香ヶ丘リベルテ高)をゲームカウント3-0で下し、準決勝に駒を進めた。
14歳にして世界ユースU-19の女子ダブルス優勝、シングルス準優勝。飛び級でジュニアの世界トップクラスにつける張本が、この試合も突っ走る。
第1ゲームの出足でいきなり8-0とし、そのまま11-3で先制。2ゲーム目も女子には珍しいYGサーブでエースを取る場面を見せ、張本が11-7で取る。

司千莉 PHOTO:Itaru Chiba
張本はすでに高校生をしのぐ剛球で、先にコースを変えて仕掛ける。つなぎのボールも質が高く、反撃のきっかけすら与えない。
またたく間に第3ゲームも11-2で奪った張本。4試合連続のストレート勝ちを飾り、兄・智和と並ぶ14歳での全日本ジュニア優勝まであと2つとした。
<全日本卓球選手権 ジュニア女子シングルス準々決勝>
張本美和 3-0 司千莉
11-3/11-7/11-2
テレビ東京