カリフォルニア州とネバダ州に隣接しているレイクタホで20日に行われた北米アイスホッケーリーグ(NHL)のコロラド・アバランチ対ベガス・ゴールデンナイツ戦は、試合開始から終了まで10時間37分を要する異例の長時間ゲームとなった。

リンクコンディション不良のために第1Pでいったん試合を取りやめたアバランチ対ゴールデンナイツ戦(AP)
この試合はNHLが推し進めている恒例「アウトドア・ゲームス」の一環。特設リンクはエッジウッド・タホ・リゾートGCの18番ホールに作られたが、寒波が過ぎ去ったあとのレイクタホは快晴で気温が上昇し、試合は無観客で午後12時12分に始まったものの、リンクの氷が溶けて選手が滑るには危険な状態となった。結局12時55分、アバランチが第1ピリオドを1―0とリードして終えたところで中断。NHL側は気温が下がった午後9時2分から試合を再開させた。
約8時間の中断をはさんで再開された試合は午後10時49分に終了。結局、ホーム扱いのアバランチが3―2で勝利を収めた。