2020年、企業が求める2つのスキルトップ5!

2020年、企業が求める2つのスキルトップ5!

  • ZUU online
  • 更新日:2020/09/17

執筆者:株式会社ZUU

※記事内の情報は更新時点のものです。最新情報は別途HP等でご確認ください

世界最大級のビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」が利用者のプロフィールにもとづき、「The Skills Companies Need Most in 2020」(2020年最も需要の高いスキル)を発表しました。ハードスキルには「ブロックチェーン」が登場し、ソフトスキルには「協調性」や「説得力」といった定番スキルに加え新しいスキルもランクイン!いま企業から必要とされているスキルをチェックしてみましょう。

■企業から最も必要とされるスキルとは?

問題解決のための「創造性」や、同僚・上司・部下との「協調性」はいつの時代も求められるもの。一方、ハードスキルにおいてはビジネスの主流が変化していくことにより、新たなスキルが必要とされるでしょう。

ビジネス向けSNS「LinkedIn(リンクトイン)」の調査では、専門知識や技術などの「ハードスキル」と個人の思考や個性などの「ソフトスキル」において、2020年に企業から最も必要とされるスキルをそれぞれ明らかにしました。

ハードスキル・ソフトスキルともにトップ5を見ていきましょう。

■ハードスキル

●1位:Blockchain(ブロックチェーン)

ブロックチェーンは暗号通貨の運用のために2009年に生まれたものです。インターネット上でデータを保存、検証、承認、移行するこの手法により、暗号通貨のみならずデジタル資産の多くを安全に扱うことができるようになりました。

一方で、比較的新しいブロックチェーンに関するスキルを使いこなせる人は非常に少ないこともあり、需要の高いスキルと言えます。

●2位:Cloud Computing(クラウドコンピューティング)

「クラウド」とも呼ばれるこの仕組みの定義はさまざまですが、例えば、これまでダウンロードしていたソフトやアプリケーションを、インターネット上で利用できることを言います。

現在、ほとんど多くの企業とビジネスにおいて、この仕組みが利用されていると言っても過言ではなく、クラウドシステムの技術的な設計、および配信について知識を持つ人材が広く求められています。

●3位:Analytical Reasoning(分析的推論)

どのようなビジネスにおいても、あらゆるデータを分析し、活用するための優れた推論と洞察力が必要とされています。とくに近年はビッグデータの時代が到来し、企業はこのスキルとその重要性を理解し、新しいビジネスを創造したり、最適な判断ができる人を求めているでしょう。

●4位:Artificial Intelligence=AI(人工知能)

人間の労働力を補うと言われる「人工知能(AI)」。優れたAI開発のために、機械学習、自然言語処理能力を駆使できる人は、より重要な業務を任されるようになるでしょう。顧客の個別ニーズを満たすための「革新的な製品の開発」や「きめ細やかなサービスの提供」を、AI技術の視点でサポートできる人が求められています。

●5位:UX Design(UXデザイン)

消費者は年々、物質的な「モノ」に関心を示さない傾向にあると言われています。誰しも注意を引かれないものに興味を持つことは難しいでしょう。

感動や共感を得られる製品が求められている現代社会では、利用者に訴えかける(注意を引く)ような製品や、サービスの使い心地を開発(UXデザイン)できるスキルのニーズが非常に高まっています。

●変化の激しいハードスキルのニーズ、時代にどう対応していくか

ハードスキルの多くは急速に変化しています。例えば1位のブロックチェーンは、2019年のトップ25にもランクインしていませんでしたが、さまざまなアプリケーションに幅広く応用できることから急速に人気が上昇したと考えられます。

また各種データにもとづいて、判断しアクションを起こすためのスキルである「ビジネス分析」も2019年は16位にいましたが6位に上昇し、今どきのビジネスパーソンに欠かせないスキルと言えます。企業は膨大なデータを収集・分析するため、データを分析し、先を見通せる人材を求めているようです。

■ソフトスキル

●1位:Creativity (創造性)

ビジネスにおいて何よりも創造性が必要だということを意外に思う人もいるかもしれません。一方で、ソフトウエアエンジニアリングから人事まで、一見全く異なるような問題やタスクにおいてもそれらを解決できるのは「創造性」と言えます。

古いアイデアを整理し最適化する「ロボット」にはできない、未来の解決策を考察できることが求められています。

●2位:Persuasion(説得)

説得が、ビジネスにおいてどんなシーンで役立つか考えてみましょう

・リーダーはチームメンバーを説得することで、プロジェクトを円滑に進められるでしょう
・営業担当者は顧客を説得して、自社サービスや自社製品を契約・購入してもらいます
・企業のトップや起業家は、自社の事業や新規事業に支援してもらうため投資家を説得するでしょう

これらは挙げればキリがありません。あらゆる環境において、説得できる=理由を説明できる人は重宝されるでしょう。

●3位:Collaboration(コラボレーション=協調性)

面接などの自己PRで「自分には協調性があります」と言ったことがある人も多いでしょう。協調性とは周囲と協力して目標に向かうことを言いますが、ビジネスにおいては業務の状況を踏まえて行動できることも重要です。

優秀なチームとはお互いの弱点を補い、チーム全体の力をより引き出せるものです。同僚や上司と共に、同じ目標に向かっていい意味で刺激し合いましょう。

●4位:Adaptability(適応性)

人生もビジネスも、常に変化していきます。勤務先の制度が変わるという小さな変化から、世界的な大きな変化までスムーズに適応できることはとても重要です。

とくに2020年は大変な混乱に見舞われています。この状況とこれからの未来に向けて、前向きでいられるタフな精神力や柔軟に適応できる能力が求められるでしょう。

●5位:Emotional Intelligence=EI(感情的知性)

現在、注目度が増しているスキル「感情的知性」は、リンクトインのこれまでの調査で新たにランクインしたものです。これは、わかりやすく言うと「自分や他人の感情を理解し、考慮しながら行動すること」を指します。

上司や同僚、顧客への対応や対話を通じて、いかにうまくコミュニケーションできるかが問われるでしょう。まずは、EIがどういったものかセミナーなどに参加したり、書籍を読んでもいいでしょう。

●ソフトスキルのニーズは定番化、いつの時代も求められるスキルを備えたい

創造性や協調性、説得といったスキルは、同僚や上司、顧客とどのように協力し、新しい魅力ある商品やサービスを生み出せるかに関わってくるでしょう。最も需要が高いとされる5つのソフトスキルのうち上位4つは毎年高い注目を集めるスキルで、これからも長く必要とされるでしょう。

一方でタスク指向の強いスキル「時間管理」は2019年の5位からは姿を消し、代わりに「感情的知性」がランクインしました。タスク指向のスキルは仕事を成功に導くため今後も重視されそうですが、企業は雇用主や同僚、上司とスムーズに仕事ができる人を求めているようです。

■これからのスキルアップの参考に

2020年は急速に変化し続ける環境に対応できるハードスキルとともに、上司や同僚、顧客と円満な人間関係を構築し、最高のパフォーマンスを発揮できる対人関係スキルや感情的知性、これらのスキルを企業が必要としていることが見えてきました。

一見、まったく異なるスキルが同時に求められているようですが、絶えず変化する状況への対応力という点では共通していると言えるでしょう。これからのスキルアップにおいて参考にしてみてくださいね!

(提供=UpU/ZUU online)

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