バラードスポーツって覚えてる!?  ホンダ初代「CR-X」は重量わずか800kgの軽量FFスポーツカーだった【39年前の今日登場】

バラードスポーツって覚えてる!? ホンダ初代「CR-X」は重量わずか800kgの軽量FFスポーツカーだった【39年前の今日登場】

  • VAGUE
  • 更新日:2022/06/23

シビックの姉妹車「バラード」の派生車種として登場

39年前の今日、1983年6月23日に発表、同年7月1日に発売されたのが初代「バラードスポーツCR-X(BALLDE SPORTS CR-X、以下、CR-X)」です。

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29年前の今日、1983年6月23日に発表されたホンダ初代「バラードスポーツCR-X」

初代CR-Xは、居住性や走りなどクルマの性能を最大限に追求しながら、メカニズム部分は小型で高性能な設計にするといった、当時のホンダ独自の「MM思想(マン・マキシマム、メカ・ミニマム思想)」をもとに開発された、FFライトウエイトスポーツモデルです。

【画像】懐かしい! ホンダ“バラードスポーツ”初代「CR-X」を画像でチェック(28枚)

全長3675mm×全幅1625mm×全高1290mm、ホイールベースは2200mmというボディサイズですが、室内空間は長さ1510mm×幅1340mm×高さ1075mmという空間を確保しています。

車検上、乗車定員は4名となっていますが、リアシートはあくまで緊急用で「1マイルシート」と呼ばれていました。シートバックを倒すと荷室容量は310リッター(2名乗車時)となりました。

3ドアのファストバックスタイルのボディは、空気抵抗係数(Cd値)0.33と、当時のトップレベルを実現していました。低ボンネットのスラントノーズを生かすためにセミリトラクタブル・ヘッドライトを採用し、これも空気抵抗の低減に寄与していました。

また100km/hのクルーズ時で67dBという、当時の高級サルーン並みの静粛性も確保していたといいます。

ボディの軽さも初代CR-Xの特徴で、車両重量は760kg(1.3 5速MT)から825kg(1.5 3速AT)でした。

これはフロントマスクをはじめ、ヘッドライト・フラップ、フロントフェンダー、ドアロアガーニッシュ、サイドシルガーニッシュに採用した、軽量で耐久性に富む鋼板の感触に近い新素材「H.P.ALLOY」の効果も大きかったといいます。

H.P.ALLOYとはホンダ・ポリマー・アロイの略で、衝撃性を向上させる新成分を加えて合成したポリマーアロイと、超フレキシブルな塗料とのマッチングでできています。

登場当時は110馬力・13.8kgmを発生する1.5リッター直列4気筒EW型CVCCエンジン(PGM-FI仕様)、そして80馬力・11.3kgmを発生する1.3リッターEV型CVCCエンジン(キャブ仕様)の2種類。

車両価格(東京。以下同)は、1.3ノーマルルーフが99万3000円、1.3サンルーフが107万3000円、1.5iルーフベンチレーションが127万円、1.5iサンルーフが138万円でした。

登場翌年の1984年10月24日には、新たに135馬力・15.5kgmを発生する新設計の1.6リッター直列4気筒DOHCエンジンを搭載した「Si」グレードが登場、車両価格は150万3000円でした。

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初代CR-XはFFライトウエイトスポーツの先駆けともいわれるモデルで、当時の若者に人気を博しました。1985年にはマイナーチェンジを実施、ヘッドライトが固定式に変更されています。

1987年9月9日にはフルモデルチェンジをおこない「サイバースポーツ」と呼ばれる2代目へと進化。2代目は車名から「バラードスポーツ」が消え、ホンダ・CR−Xとなりました。

初代CR-Xは、中古車市場で見かけることはほとんどないレア車となっています。2代目も、程度にもよりますが300万円を超えるプレミア価格で取引されています。

初代CR-Xが登場した1983年の出来事

・東京ディズニーランド開園(4月)
・任天堂「ファミリーコンピュータ」発売(7月)
・大韓航空機撃墜事件(9月)

1983年のヒット曲

・さざんかの宿:大川栄策
・矢切の渡し:細川たかし
・めだかの兄妹:わらべ

安達嘉平

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