
ファンタジー・オン・アイスに出演した羽生結弦さん(撮影・堀内翔)
「アイスショー・ファンタジー・オン・アイス」(26日、幕張メッセ)
フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が26日、千葉市の幕張メッセで開演した。男子で五輪2連覇でプロスケーターの羽生結弦さん(28)らが会場を沸かせた。
羽生さんは、ダンス&ボーカルグループDA PUMPのISSA、KIMIとのコラボレーションナンバーで「if...」を熱演。キレ味鋭いステップやダンスで魅了し、フィナーレでは「U.S.A.」で盛り上げた。「C’mon baby アメリカ」のフレーズに合わせた特徴的な振り付けも披露し、グランドフィナーレでは4回転トーループも着氷した。
羽生さんのほか、荒川静香さんらが出演。三原舞依(シスメックス)は歌手の夏川りみの生歌唱に合わせ「花」を、織田信成は「涙そうそう」を演じた。
ショーの途中では、千葉、茨城で震度5弱を観測した地震によりハビエル・フェルナンデスさんの演技中に一時中断するアクシデントも発生。安全確認の末、約10分後に再開された。羽生さんは終演後、自らマイクを握り「地震、怖かったと思います。まだまだ揺れることもあると思います。どうか、最後まで気をつけて帰ってください」と呼びかけ、観客を気遣った。