「殺してしまった」19歳少年は姉の知人 動機は?

「殺してしまった」19歳少年は姉の知人 動機は?

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/10/14
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甲府市で住宅が放火され、19歳の少年が傷害容疑で逮捕された事件です。焼け跡から遺体で見つかった2人には複数の刺し傷があり、失血死していたことが分かりました。

14日午後1時半ごろ、山梨県甲斐署から検察に向かった車。車内には19歳の少年が乗っているとみられます。

火災が起きた家の次女を凶器で殴ってけがをさせたとされますが、重要なのはそれ以外の出来事。

火災発生の夕方、現場から30キロ以上離れた駐在所に出頭した少年。「人を殺した」と話したのは、逃走前に「相手が亡くなった」ことを知っていたからなのでしょうか。

火災現場から見つかった2人の遺体は男女で、新たに刃物によると思われる複数の傷があることが分かりました。死因はいずれも失血死でした。

この時なのか、住民は「叫び声」を聞いたといいます。

近隣住民:「(午前)3時すぎだったんですけど、女性の叫び声が聞こえて、僕が最初に聞こえたのは『やめて!』ってのは聞こえましたかね。あとは女性の叫び声の『キャー』とか、そういう感じの声が結構大きい声で聞こえました」

一方、少年は長女と同じ高校に通い、面識があったとされます。警察によれば、「認知しているストーカー被害やトラブル」はないといいます。だったらなぜ、面識のある長女の家に忍び込んだのか。

少年は右手の小指を骨折、さらに手の腱(けん)が断裂していることが新たに分かりました。これについて専門家は…。

元警視庁刑事・吉川祐二氏:「(Q.骨折や腱の断裂から考えられることは?)一番考えられるのが、(仮に)ご両親ともめた時、当然、人は襲われれば、それに対して反撃をしていきます。小指をつかまれるとか、そのようなことで骨折をしたということは十分考えられる。また、腱が切れているということだが、人を刺した時に手がすべって、指を切断するということはよくあること。そのようなことが十分考えられます」

少年が放火をほのめかすなか、警察は、2人は火が出る前に死亡していた可能性があるとみています。死因は失血死でした。これについて吉川氏は…。

元警視庁刑事・吉川祐二氏:「1階にいたご両親については、身動きが取れないということは十分考えられる。そのことから考えてもその後に証拠隠滅する、また、自分の罪証を隠滅するという意味合いから火を付けたということが考えられる」

甲府市の火災。激しい燃え方も少量の燃料で起きてしまうといいます。

元東京消防庁麻布消防署長・坂口隆夫氏:「初期段階の燃え方と激しさ。焼け跡の2階部分が(短時間で)焼け落ちている。顔にやけどを負っている。そうなると、ガソリンを使った可能性が私は高いかと思う。500ミリリットルペットボトル1本分のガソリンをまいて火を付ければ、かなり激しく燃え上がる」

少年犯罪を巡っては来年、大きく制度が変わります。18歳と19歳が「特定少年」として扱われ、実名や写真などの報道ができるようになります。

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