年間1万5000世帯分の電力をまかなう、福島市初めてとなる風力発電所が本格稼働です。
植野天斗記者「標高800mにある風力発電所に来ています。全長50m以上ある風車のブレードが風を切る音がはっきり聞こえます。」
福島市の吾妻高原にそびえたつ9基の風車。吾妻高原風力発電所は、おととし6月からおよそ2年間の建設工事を経て、5月1日から稼働が始まりました。
福島市内に風力発電所が設置されるのは初めてで、風車の高さは136メートルにのぼります。
風車は、年間6400万キロワット以上を発電し、一般家庭およそ1万5000世帯分の年間電力消費量をまかなうことができるということです。