JAL・ANA「空の食」通販が人気 ラウンジカレーや機内食...「地上商戦」が活発化

JAL・ANA「空の食」通販が人気 ラウンジカレーや機内食...「地上商戦」が活発化

  • J-CASTニュース
  • 更新日:2021/05/04

旅行の楽しみのひとつが機内食だが、コロナ禍で海外旅行が難しくなり、口にする機会がなくなった人も多い。だが、海外旅行に行かなくても機内食を楽しめる機会は増えつつある。

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例えば航空各社が企画する遊覧飛行では機内食がアピールポイントになることも多い。さらに、通販サイトでは空港ラウンジで人気のカレーや機内食が好評で、地上で旅行気分を味わうこともできる。海外旅行ができるようになる日までは、「空の食」をめぐる地上での商戦が活発化しそうだ。

ANAは機内食のメインディッシュ12食入りを9000円で

2020年は、少しでも海外旅行気分を味わってもらおうと、遊覧フライトが多く企画された。もっとも特徴的だったのが、ハワイをテーマにしたフライトだ。全日空(ANA)は、元々は成田-ホノルル線のために導入した愛称「フライング・ホヌ」(空飛ぶウミガメ)で知られる超大型旅客機のエアバスA380型機、日本航空(JAL)はホノルル線のために人気アイドルグループ「嵐」のメンバー5人の顔写真をペイントして就航させた「ARASHI HAWAII JET」を、それぞれ使って遊覧飛行を行っている。いずれも、機内は「ハワイ仕様」。フライトで出される機内食も、その一部だ。

遊覧フライトだけでなく、地上でも国際線の機内食を味わってもらおうという取り組みが進んでいる。ANAは20年12月、国際線エコノミークラスの機内食、機内で出される「ANAオリジナルドリンク『香るかぼす』はちみつ入り」、羽田空港と成田空港の国際線ラウンジで提供しているオリジナルチキンカレーを「ANA's Sky Kitchen」と銘打って公式通販サイトで発売。価格は、機内食はメインディッシュ12食入りで9000円、オリジナルドリンクが1リットル入り6パックで2700円、オリジナルチキンカレーが3キロ入りで4500円、といった具合だ(いずれも税込)。機内食は数量や時期を区切って繰り返し販売されており、4月26日に売り出した分は同日中に完売。次の売り出しは5月10日だ。

JALは機内食よりラウンジのビーフカレーを先行して売り出す

JALは機内食よりも、国際線ラウンジのカレーを先行して売り出した。ANAはチキンカレーを提供するのに対して、JALが出しているのはビーフカレー。大ぶりにカットされたビーフの食感や、独特なスパイスの香りが人気で、一部では熱心なファンもいる。コロナ禍で国際線に乗る機会がなくなった分、ラウンジでカレーを食べる機会がなくなったことを残念がる声も出ていた。20年6月には、成田空港近くの古民家レストラン「御料鶴」(ごりょうかく)でも食べられるようになったが、通販を望む声もあった。

こういったことを背景に、グループ内商社のJALUXが20年8月にマイレージ会員向けに公式通販サイトで発売し、10月には対象を一般客に拡大。11月まで販売した。販売終了後も再販の要望が多かったことに加えて、「お客さまに暮らしの中でJALを感じていただける商品・サービスの拡充を目指す一環」(JALUX)として、21年4月26日に再販を始めた。価格は1キロ入り(5食分)を2袋セットで6500円(税込)。

カレー再販に関する発表資料の中で、「JAL国際線の機内食の販売も近日中に実施」することも明らかにされている。エコノミークラスの機内食の販売を想定しており、発売時期や価格などの詳細は「後日改めて発表させていただきます」(同)としている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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