ホットケーキミックスランキング2022

ホットケーキミックスランキング2022

  • 週刊女性PRIME
  • 更新日:2022/09/23
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ホットケーキ

昨年から右肩上がりだった小麦粉の価格。政府が製粉会社に輸入小麦を売り渡す価格について、来月20%ほど引き上げられ、いまの制度になってからの最高値になると試算されていたが、売り渡し価格は据え置く方向と政府が発表した。朝食のパンやランチの麺類など、毎日の食事に欠かせない小麦の価格高騰もやっと一段落しそうだ。

【写真】「ホットケーキミックス」ランキング2022、堂々1位のパッケージ

それなら安心して楽しんじゃおう! と今回は、あの甘い香りとサクふわ食感が恋しくて、ときどき無性に食べたくなるホットケーキミックスをランキングする。

「ホットケーキミックス」ランキング2022

「ホットケーキミックスなんて、どれも同じでしょ」と思ったら大間違い! いま、各メーカーが独自に材料を配合しているため、味わいや食感もさまざま。

時代を超えて親しまれてきた、なつかしい味わいのホットケーキから、薄くてあっさり味のアメリカンパンケーキ風、流行に合わせたもっちり食感やスフレ風のふわふわパンケーキなど、バリエーションはここ数年で豊富になっている。

「ホットケーキは、小麦粉やベーキングパウダー、牛乳、卵など身近な材料で手軽に作れる、おうちおやつの定番ですが、ホットケーキミックスなら、より手軽においしく焼けて失敗も少ないですよね。おしゃれなカフェで高級ホットケーキもいいけれど、1枚数十円でおいしいホットケーキが食べられるのは魅力。

ドーナツなどホットケーキ以外の楽しみ方を紹介している商品も多く、どれを買うかいつも迷ってしまう」

と話すのは、料理研究家の林幸子さん(以下「H」)と、NHK「ガッテン!」で食専門のディレクターを23年間務めた石川範子さん(以下「I」)。

そこで、市販の20種類のホットケーキミックスを同じ条件で焼き続けてもらい、すべてを実食した結果がこちらだ。あなたのよく買う商品は、さて何位?

ランキングについて
※ランキングは、香りや味、食感のバランスを評価した「おいしさ」、生地のダレ具合などの「作りやすさ」、商品と価格のバランスを考えた「コスパ」、生地の厚みを測った「ふんわり」の4項目を、それぞれ★の数で評価し、その合計点で決定。ホットケーキの生地そのものを食べ比べるため、添付のシロップやシュガーなどは使用していない。商品の価格(本体価格)は編集部調べ(2022年8月現在)。

第1位『よつ葉の北海道バターミルク パンケーキミックス』

(よつ葉乳業/450g入り498円)

★北海道の乳製品メーカーがバターミルクの特別感で接戦をモノに!

「生地がダレにくいので、失敗が少なくきれいに焼き上がり、ほどよい厚みも出る。シンプルな材料で作られているので、手作り感があり、飽きずに食べられそう。さっくりふわっと焼き上げるため、生地にサラダ油を加えるのはほかの商品にはないポイント」(H)

「率直においしい。商品名にあるとおり、バターミルクの風味をしっかりと感じるのは乳製品メーカーのなせるワザ。牛乳では出せない風味なので特別感があり、高価格帯ではあるけれど、それだけの価値アリ」(I)

第2位『ikari ホットケーキミックス』

(いかりスーパーマーケット/200g×2袋入り390円)

★芦屋の高級スーパーマーケットが絶妙なサクッ&しっとり食感で2位に

「ゆるめの生地だがダレることなく均等に焼け、適度な厚みで生焼けになりにくく、サクッとしながらしっとり感もあり心地よい。嫌みのないバニラの香りと奥行きのある甘さを感じた。ikariは東京でいえば紀ノ国屋のようなスーパーマーケットで、さすがの実力」(H)

「バニラシードやメープルシュガーなど、ほかではあまり使われていない材料で、シンプルながら唯一無二のおいしさを追求していると思う。イラストを使ったパッケージデザイン含め、個性的で印象に残る」(I)

第3位『LIFE PREMIUM 北海道産小麦で作ったホットケーキミックス』

(ニップン/150g×2袋入り メープル風味シロップ付き298円)

★大阪発祥のスーパーPBが上品なおいしさでトップ3に輝く

「流しやすい生地で厚みもしっかり出る。牛乳などに含まれるたんぱく質の一種であるカゼインを使っていてミルク感があるが強すぎず、トータル的に上品な印象。スーパーマーケットPBの中では高価格帯だが、品質に反映されている」(H)

「味のバランスがよく、ホットケーキとして率直においしい。食感もパッケージのコピーどおり“ふんわり、もっちり”」(I)

第4位『成城石井 ホットケーキミックス』

(成城石井/200g×2袋入り399円)

★東京の高級スーパーPBは“映える”焼き上がりで高評価

「ゆるめの生地だが流したあとの立ち上がりがよく、理想的な形に焼き上がる。しっとりしながら表面はさっくりとした食感で、あと味に少し塩けが残る、クドさのない甘さもいい。トータルで優秀だと思う」(H)

「商品コピーどおり甘さ控えめで、食べ飽きないシンプルな味。全卵粉末を使っているためか、粉の量に対して卵の分量が少ないわりに、きれいな焼き色がつく」(I)

第5位『ホテルニューオータニ ホットケーキミックス バニラタイプ』

(永谷園/200g×2袋入り メープルタイプシロップ付き428円)

★香りも甘さもウルトラ級ザ・ホットケーキが好きならコレ

「弾力のある食感で、バニラの香りと、やや塩けを感じる甘さもしっかりしている。一般的にイメージするホットケーキの特徴を最大限に強調していて、リッチな気分になれるホットケーキ」(H)

「香りと甘みが強く、昔ながらのホットケーキを求める人には安心感があると思うが、好みは分かれそう」(I)

第6位『まんまるおおきな ホットケーキのもと スフレ風』

(昭和産業/100g×2袋入り298円)

★パケ買いしちゃいそうなパッケージも評価ポイント

「薄いホットケーキなので生地はゆるめ。ホットプレートで焼く場合は生地が流れやすいので要注意。焼き上がりの生地はキメ細かく、甘みは強めで香ばしさがある」(H)

「絵本のようなイラストのパッケージや商品名からイメージするとおりの素朴な味。フライパンの大きさによって材料の量を変えるように明記してあるので、メーカーが意図する見た目を再現しやすいのもポイント」(I)

第7位『SHOWA ホットケーキミックス バニラの香り』

(昭和産業/300g入り128円)

★香りも甘さも平均点、王道すぎて上位に食い込めず!

「生地の立ち上がりがきれいで理想的な厚さに焼き上がり、他社の王道のホットケーキミックスと比べるとしっとり感がある。香りも甘さも控えめで、中華まんじゅうなどに応用できそう」(H)

「際立った特徴がないオーソドックスなタイプなので、自分好みにアレンジしやすいと思う」(I)

第8位『くらし良好 ホットケーキミックス』

(昭和産業/200g×3袋入り168円)

★ふんわり感はあるものの粉っぽい生地がマイナスポイント

「糊化させるのが難しいでん粉のせいか粉っぽさを感じるが、安価ながら厚みが出る生地で、ふんわり感もある点は評価したい」(H)

「香りも味も個性はなく、そのまま食べると口の中の水分をとられる。メープルシロップなどをかけて食べることを前提に、必要最低限の材料で作られた印象」(I)

第9位『SEVEN PREMIUM ふんわり食感のホットケーキミックス』

(日清製粉ウェルナ/200g×3袋入り198円)

★意見分かれるも、コンビニPBがギリギリランクイン

「焼きたては甘い香りがあるが、冷めると香りも甘みも感じなくなる。食感もねっちゃりしていて残念だが、低価格帯に抑えている点は評価したい」(H)

「ほどよい厚みで、シンプルな味。香りも強すぎず食べやすい。コンビニで買える手軽さもいい」(I)

第10位『MORINAGA ふわふわパンケーキミックス』

(森永製菓/80g×2袋入り パウダーシュガー付き298円)

★ホットケーキミックスのお手軽感薄く、王道好きにはハマらない

「厚みを出しやすい生地だが、中までふわふわに仕上げるためにふたが必要で、ほかの商品より手間がかかる印象。バニラ香のバランスがよく甘さ控えめで、食感はスフレやシフォンケーキに近い」(H)

「商品名どおりのふわふわ食感だが、普通のホットケーキを求めるならおすすめできず」(I)

ベスト10圏外の商品の特徴をご紹介!

『MORINAGAホットケーキミックス』

(森永製菓/150g×4袋入り298円)

★オーソドックスで可もなく不可もなく

「理想の厚みを出しやすい生地で、ふんわりしていて甘みのバランスもよいが、個性はない」(H&I、以下同)

『LE PATISSIER TAKAGI ケーキのようなホットケーキミックス』

(昭和産業/200g×2袋入り308円)

★スポンジケーキならアリかも

「パティシエ監修の商品。さっくりふわっとした生地で、スポンジケーキのような食感。ホットケーキとは違う印象」

『スマイルライフ ホットケーキミックス』

(奥本製粉/200g×3袋入り198円)

★応用はきくが食感が残念

「咀嚼すると団子っぽくなるのが残念だが、ホットケーキ以外にもいろいろ作れるレシピつきがポイント」

『ホットケーキミックス 極もち』

(日清製粉ウェルナ/180g×3袋入り328円)

★食感だけが特化されてバランス悪し

「多加水のパンのようにもっちりしているが、焼き方によってはねっちりしそう。香りや味の個性が感じられなかった」

『みなさまのお墨付きホットケーキミックス』

(西友/200g×3袋入り189円)

★食感悪く、味と香りは個性なし

「ダレない生地で厚みは出るが、焼き上がりの生地は弾力がなくねちゃねちゃとした食感。焼き色もつきにくい」

『パンケーキミックス 極しっとり』

(日清製粉ウェルナ/180g×3袋入り328円)

★薄い生地なのでパサつきやすい

「香りも甘みも控えめで食べやすい。薄い生地なので水分が飛びやすく、しっとりがパサつきになることも」

『TOPVALU ホットケーキミックス』

(イオン/200g×3袋入り185円)

★ねちゃねちゃの生地が敗因

「ふくらみやすく甘みもほどよいが、ねちゃつく生地で、かむほどに団子状になる」

『MORINAGA もちもちホットケーキミックス しっかりメープル風味』

(森永製菓/100g×4袋入り298円)

★メープル感が強すぎて飽きそう

「生地はゆるめで厚みは出しにくい。メープルシロップ好きにはおすすめだが、風味が強すぎるのが難点」

『SHOWA ホットケーキミックス』

(昭和産業/200g×3袋入り128円)

★可もなく不可もなくで印象薄い

「生地は濃度があって厚みは出しやすいが、そのぶん生焼けになりやすく、ねっちり感が残った」

『MUJI無印良品 自分でつくる米粉のパンケーキ』

(良品計画/150g入り232円)

★米粉ならではのよさを感じない

「あくまで小麦粉の代用品の域を出ていない。もっと米粉の特徴を生かすとおもしろい商品になりそう」

パッケージのキャッチコピーは信じられるか?

商品名やコピーでうたわれている“もちもち”や“しっとり”。本当にそのとおりなのか食べ比べてみた。確かにもちもちと書かれた商品はもちっとしていて、しっとりと書かれた商品は、ほかに比べるとしっとり食感。

パッケージの材料欄を見ると、前者には、もち米やもっちりとした食感が出るでん粉が含まれ、後者にはしっとりとした食感になる米粉が使われている。

「好みの食感や風味のホットケーキミックスを選びたいなら、原材料欄をチェックしてみて。企画どおりの商品を作ろうというメーカーの工夫が見えておもしろいですよ」(H&I)

いま風のホットケーキの楽しみ方

〜丸いホールのあるプレートなら楽しさ倍増♪〜

コロナ禍でおうち時間が増えたいま、ホットケーキパーティーもおすすめ! スタイリッシュなデザインでコンパクトなBRUNOのホットプレートなら、専用のマルチプレートできれいな丸いホットケーキが作れて便利。

「標準装備のたこ焼きプレートでボール形に焼くのもいいですね。チョコレートやバナナ、ナッツなど、好きな具材を詰めるのも楽しいですよ」(H&I)

『BRUNO コンパクトホットプレート』10450円(税込み)

『BRUNO コンパクトホットプレート用マルチプレート』3080円 (税込み)

食のプロがジャッジ!林 幸子さん●テレビや雑誌、メーカーの商品開発などで大活躍の料理研究家。豊富なアイデアと確かな技術で魅力的なレシピを生み出す。主宰する料理教室「アトリエ・グー」も大人気。石川範子さん●テレビや雑誌などで食まわりの仕事を長年務めているフードオリジネーター。一流の料理人や調理科学の研究者などとともにおいしさを日々探求している。NHK『ガッテン!』の食専門のディレクターを23年務めた。

取材・文/草柳麻子 調理協力/米川千春 撮影/矢島泰輔

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