
私たちの仕事に欠かせない存在、相棒といってもいいPC。
ASUSのPCは宇宙ステーションでも使われていたって知ってました? 1997年に発売したASUS初のノートパソコン「ASUS P6300」は、その優れた性能と耐久性が評価され、宇宙ステーション「ミール」に持ち込まれ、600日間安定動作を続けたのだそうです。
最近はどこにでもPCをお供に出かけて仕事をする日々ですが、「宇宙でリモートワーク」もいつかできるといいなと夢見てしまいます。
そんなP6300が宇宙に出かけた1998年から25周年ということで、ASUSから特別限定モデルの14型ノートパソコン「ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS」が発売されました。
宇宙ステーションで使われた伝説の「P6300」25周年記念モデル

Photo: ASUS

Photo: ASUS

Photo: ASUS
Zenbook 14X OLED Space Editionは、宇宙とミール宇宙ステーションがイメージされたデザインになっています。
天板に描かれている線画は宇宙カプセルをモチーフにしており、線画の最外周部分には「苦難を乗り越えて星々へ」を意味するラテン語がモールス信号で隠されているそうです。なかなか大人の中の少年心をくすぐるギミックです。
最大約マイナス7度の冷却性能を誇る「ASUS Active Aerodynamic System Ultra」を採用。宇宙での作業に耐えたP6300の遺伝子もしっかりと受け継いでいるようです。
クリエイティブ作業に最適化した「ASUS Dial」を搭載したクリエイター向けハイパフォーマンスノートパソコンで、16型の有機ELディスプレイには4K解像度を搭載し、よりリアルに表現することができます。
本体サイズは14型ノートPCとしては最小クラスの幅311.2mm×奥行き221.18mm、約1.47kgという軽さ。スタイリッシュでスリムなボディも特徴で、最薄部はわずか15.9mmしかないのだとか。リモートワークで持ち運びしやすく、かつスタイリッシュなので気分よく作業できそうです。
個人的に刺さったのは、「AIノイズキャンセリング機能」。人の声以外のすべての音をノイズとしてキャンセルしたり、PCの周囲で話す人の声をすべて同じ音量になるように調整したりすることができ、オンラインミーティングをより快適に行なうことができるのだとか。
リモートワークにはオンライン会議がつきものですので、音声を調整して聞きやすくしてくれるのは本当に助かります。宇宙とは関係ありませんが。
PCにロマンを求めるか、現実を見るか、それが問題だ
ASUSは8月4日、このZenbook 14X OLED Space Editionを含めた「ASUS Zenbookシリーズ」5製品12モデルを発表。
クリエイティブ作業に最適なASUS Dialを搭載した16型ハイスペックノートパソコン「ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZM」、リフレッシュレート120Hzのメインディスプレイと進化したセカンドディスプレイ「ScreenPad™Plus」を搭載、マルチタスクに最適な「ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402シリーズ」など、いずれも最薄軽量、デザイン性と耐久性、高性能いずれも兼ね備えたモデルです。
PCにロマンを求めるなら「Zenbook 14X OLED Space Edition」、より現実的なスペックや価格を求めるならほかのモデルを一度見てみてはいかがでしょうか?

408,909
Source: ASUS(1, 2, 3)
ライフハッカー[日本版]副編集長 田中裕康