大田区の都議補選が告示 2議席めぐり前職・新顔の6氏が論戦

大田区の都議補選が告示 2議席めぐり前職・新顔の6氏が論戦

  • 朝日新聞デジタル
  • 更新日:2023/05/26
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"都議会議事堂=2022年12月15日"

東京都議補欠選挙(大田区選挙区、被選挙数2)が26日告示され、6人が立候補した。投開票は来月4日。少子化対策のあり方などを巡って論戦となりそうだ。都選挙管理委員会によると、25日現在の選挙人名簿登録者数は61万5975人。

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同補選は、4月の大田区長選に立候補するために都議2人が辞職・失職したことに伴って行われる。都議補選は国政選挙などにあわせて実施されることが多く、単独実施は島部選挙区であった2010年以来。

元区議の都民ファーストの会新顔、奥本有里氏(46)は、子育て負担の軽減や治安改善を重点政策に挙げる。落選した21年まで4期務めた自民党前職の鈴木章浩氏(60)は、少子化や災害時の帰宅困難者の対策充実を主張する。

精密機器製造会社代表の日本維新の会新顔、細田純代氏(52)は中小企業支援の充実や「子育て格差」是正を訴える。区長選に立候補して落選し、再び都議をめざす無所属前職の森愛氏(46)は立憲民主党と共産党の支援を受ける。

写真事務所経営の無所属新顔、溝口晃一氏(54)は自動車税減税などを訴えている。タクシー運転手の諸派新顔、原忠信氏(71)は多様性社会の実現や少子化対策の充実を訴えるとしている。

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