【MLB】大谷翔平、MVP争いの昨季との違い ジャッジはゲレーロJr.とは異次元のライバル

【MLB】大谷翔平、MVP争いの昨季との違い ジャッジはゲレーロJr.とは異次元のライバル

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  • 更新日:2022/09/23
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エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷のWARは昨季が「9.0」、今季も「8.9」と変わらぬ価値を示す

2022年のア・リーグMVP争いが熾烈を極めている。二刀流として史上初めてとなる規定打席と規定投球回のW到達に近づくエンゼルスの大谷翔平投手と、ロジャー・マリスの持つア・リーグ記録の61本塁打に迫り、10年ぶりの3冠王も射程圏に捉えるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手。どちらが栄冠に相応しいか、米メディアの間でも意見が割れ、連日、展望が報じられている。(成績は日本時間22日時点)

大谷は果たして2年連続のMVPを手にできるのか。昨季はリーグ本塁打王に輝いたブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手との争いを制して、満票でMVPに輝いた大谷だったが、今季の争いは昨季とはまた様相が違っている。ライバルの成績、指標を見ると、その状況が浮き彫りになる。

今季は投打二刀流での活躍を続け、打者としては既に規定打席に到達。ここまで34本塁打を放ち、打率も昨季を上回る.270を記録している。投手としてもここまで148イニングに投げて規定投球回到達も目前。初の2桁勝利となる13勝をマークし、104年ぶりに2桁勝利&2桁本塁打も達成した。

昨季と比べると、大谷は打撃成績はやや低下しているものの、投手成績を向上させている。選手の価値を示す指標「WAR」は昨季が打者で「4.9」、投手で「4.1」で計「9.0」、今季はここまで打者で「3.6」、投手で「5.3」を叩き出し、計「8.9」となっている。大谷の選手としての価値は去年同様に非常に高いレベルになっている。

ジャッジのWARは今季「9.9」と大谷を上回っている

昨季は大谷をMVPと予想する声がほとんどだったが、今季は大谷とジャッジ、それぞれを推す声が上がっている。それは大谷の相手になるゲレーロJr.とジャッジの成績、活躍ぶりに大きな違いがあるからだ。

昨季のゲレーロJr.は148試合に出場し、打率.311、48本塁打111打点で、大谷らとの争いの末に本塁打王を獲得した。OPSは1.002、選手の価値を示すWARは「6.8」だった。昨季の大谷は投打合わせて「9.0」。ベーブ・ルース以来の二刀流での大活躍というインパクトもあったが、指標を見ても、文句なしのMVPだった。

だが、今季のジャッジはワケが違う。ここまで打率.317、60本塁打128打点。ロジャー・マリスのリーグ記録61本塁打に迫っている。本塁打王争いでは2位以下に20本以上の大差をつけてトップを独走し、打率、打点もトップ。10年ぶり16人目の3冠王も現実味を帯びており、OPSも1.126と異次元な数字に。WARも「9.9」となっており、大谷の「8.9」を大きく上回っている。

また、エンゼルスは昨季、今季とプレーオフ進出ならず。昨季はゲレーロJr.の所属するブルージェイズもア・リーグ東地区の2位でプレーオフ進出を逃していたが、ジャッジの属するヤンキースは今季、同地区首位に立ち、地区優勝に近づいている。こうしたチーム成績も、ジャッジを後押しする要素となっている。

史上初となる“W規定到達”という大谷の偉業はもちろん歴史的快挙ではあるものの、ライバルとなるジャッジの活躍も歴史に残る活躍になっている。だからこそ、今季のア・リーグMVP争いは、結末が読めない展開となっている。(Full-Count編集部)

Full-Count編集部

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