◇セ・リーグ 巨人1―2阪神(2023年5月26日 甲子園)

<神・巨>7回1死満塁、降板する鈴木(左)とともにベンチに戻る原監督(撮影・北條 貴史)
3位の巨人は敵地・甲子園で首位・阪神に逆転負けを喫し、連勝が2でストップ。今季初の貯金3を逃し、23勝22敗で貯金1となった。
3回に先頭の8番・門脇が中前打で出塁し、二盗成功と内野ゴロなどで2死三塁としてから2番・坂本が左翼フェンス直撃の適時打を放って先制。
投げては先発左腕・横川が6回で80球を投げ、3安打無失点と二塁を踏ませない好投でプロ4勝目の権利を得て降板した。
だが、横川降板直後の7回だった。1―0の場面で2番手として登板した鈴木康が先頭のノイジーを打ち取ったあと、4番・大山に3ボールから死球を与えると、ここから佐藤輝、森下に連打されて同点。この時点で横川の白星が消滅した。
鈴木康は続く梅野にも打たれて3連打とされ、1死満塁としたところで降板。3番手左腕・高梨が木浪に勝ち越し犠飛を許し、鈴木康は2失点で今月オリックスから移籍後初の敗戦投手となった。
打線は今季初先発だった阪神の2年目左腕・桐敷に7回まで10三振を喫し、得点は3回に坂本の適時打で挙げた1点だけ。桐敷にプロ初勝利を献上している。