高校生アスリートたちの熱戦も幕を開けます。27日に始まる県高校総体を前に総合開会式が行われ選手たちが健闘を誓いました。
今年の県高校総体にはおよそ8400人が出場し、北海道で開催される全国インターハイの切符をかけ熱戦を繰り広げます。
▽ウエイトリフティング59キロ級・日本高校記録保持者
比嘉成選手(本部高校3年)
「最後の高校総体になるので実力を十分に発揮できるように頑張りたいと思っています」
3月に全国制覇をした相撲の眞榮里優翔選手(中部農林2年)
「全国1を獲っているので(県大会でも)優勝したい」
開会式に先立ち、部活動での暴力や暴言ハラスメントの根絶にむけたメッセージが読み上げられました。
「私たちの意見が尊重されるチームを一緒に作りたい。私たちは人形ではない。理不尽な指導をやめてほしい」
メッセージは2年前に県立高校の運動部に所属していた生徒が自ら命を絶った問題を受けて県内の高校生たちが作ったもので、選手と指導者、保護者が互いに尊重し合いながら成長できる部活動の実現をうたっています。