親子ほどの年齢差!私が「世代を超えた友情」から学んだこと

親子ほどの年齢差!私が「世代を超えた友情」から学んだこと

  • コスモポリタン
  • 更新日:2021/02/24
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人それぞれの“違い”を尊重して、多様性を受け入れることの大切さが、今まで以上に叫ばれる昨今。人種や宗教、社会的地位間などでの「分断」が根深い現代社会で今、新たに注目されているのが「世代対立」です。自分が、世代が上、そして下の人に対して偏見を持っていることに気づくのは、実は難しいことなのかも…。

そこで今回は、作家のヴィプケ・ブリュッゲマンさんが語った、自身の「エイジ・ギャップ・フレンドシップ(年の離れた友人関係)」から学んだ気づきをお届けします!

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語り:ヴィプケ・ブリュッゲマンさん本人

年の離れた2人の友人との出会い

私にはデイジーという、とても大切な友達がいます。出会ったのは、彼女が演劇学校を卒業したばかりのときで、私が10年近く交際していた恋人と別れた時でした。出会った瞬間に意気投合し、デイジーの彼氏がDJとして働くクラブに行き、朝まで踊りに行くことが当初のお気に入りの遊び方でした。

デイジーと私は、親子でもおかしくないくらい年が離れています。それをきくと、「中年女性が、若い人たちに囲まれて、若いフリをしている」と考える人も少なくないみたいです。

私には一回り年上の友人もいて、出会ったのは10代の頃。歌の先生だった当時60代のブラウンさんと、とても仲良しでした。

私たちは音楽や舞台鑑賞などが好きで、一緒にコンサートを見に行くことが大好きでした。今振り返ると、彼女は私の考えていることに興味を持ち理解してくれた、最初の大人だったんだと思います。

私が大人になっても、ブラウンさんとは連絡を取り続け、久々に会うと人生について語りあうんです。しかし、それきくと、「自分の祖母や母からの愛を、他人から求めている」と勝手に決めつける人も。

私は、自分にとっての母親像を探しているのでも、探しているわけでも、若い自分を取り戻そうとしているわけでもありません。年の差はあるけれど、デイジーもブラウンさんも、私のとって良き友なのです。

年の差のある友達から学んだこと

私たちは、自分たちと話が合い、一緒にいて心地よい相手と友人関係を築こうとします。年齢や場所において、自分と近い場所にいる人を“友達”の対象にしがちです。そのため、高校の頃からの同級生グループと長年親友同士であるということは、理解ができることです。

私は幸いなことに、年が離れていたり、住む拠点が違う人々と、素晴らしい友人関係を築くことができました。その関係は、私をさらに幸せにしてくれて、新しい知識や知恵を与えてくれます。

現代社会で「分断」が深まる原因には、人種や宗教、年代の垣根を越えてのコミュニケーションが足りていないからだと、私は信じています。

「中年女性は口うるさい」や「若者は不機嫌で生意気」と決めつけるだけで、それぞれが経験してきたこと、抱える寂しさや不安について分かち合わないと、お互いを理解し受け入れることはできないのです。

世界的な作家の村上春樹さんの作品に、「他人と同じものを読んでいれば他人と同じ考え方しかできなくなる」という言葉が出てきます。自分とは「違う人」に近づいてみることが、思いやりにあふれる社会づくりに繋がると思うのです。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARI

COSMOPOLITAN

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