牛丼や定食だけでなく、カレーにも力を入れている「松屋」。5月に登場した新メニュー「プーパッポンカレー」は、「松屋のカレー史上最高!」という声も聞かれるほど。実際に食べてみました。

出典:リビングWeb
日本米に合うようにアレンジ!松屋オリジナルの「プーパッポンカレー」
プーパッポンカレーは、タイ語で「プー(カニ)」「パッ(炒める)」「ポンカレー(カレー粉)」、つまりカニを炒めて作るカレーという意味。
豪華な食材を使って作る、手の込んだメニューです。そのため、タイ料理屋で食べると1000円以上することも珍しくありません。

出典:リビングWeb
そんなプーパッポンカレーを日本のお米に合うよう松屋が独自にアレンジ。
具材には、ズワイガニと魚肉ねり製品を使用し、カニとふわふわの卵はココナッツミルクと干しエビがきいたチリインオイルで包んでいます。ピリ辛のソースのなかに、ほのかな甘みを感じられるように仕上げているのが特徴です。
これを2021年2月、松屋フーズが展開するカレー専門店「マイカリー食堂」で販売。そこでの大反響を受けて、今回、松屋での販売が決まったそう。これだけでも期待が高まりますよね。
お味噌汁にも合う!日本人好みなプーパッポンカレー
松屋の「プーパッポンカレー」(5月24日発売)は、ご飯と味噌汁付きで690円。筆者は生野菜もセットになった並盛790円を注文しました。

出典:リビングWeb
お味噌汁とプーパッポンカレーが並んでいるのは、なんだかとても新鮮です。
カレーの上にはアスパラガスが3本トッピングされていて、彩りを添えています。
出典:リビングWeb
ひと口食べると、カニのうま味とふわふわの卵のコクが合わさってものすごくおいしい!
ココナッツミルクやスパイスの風味はたしかにタイ料理らしい味わいですが、そこまでクセは強くありません。そしてカニと干しエビのうま味は、日本人の舌にも違和感なくなじみます。

出典:リビングWeb
ふわふわの卵のなかに、ときどき玉ねぎのシャキッとした食感が加わり、いいアクセントになっています。辛みはあまりなく、食べやすいカレーです。

出典:リビングWeb
ココナッツミルクの風味は、ほどよいさじ加減。ソースは全体的に甘みと塩気が強めで、ご飯がどんどん進みます。ご飯を食べると、自然とお味噌汁にも手が伸びて、違和感なく食べられました。
生野菜セットは、さっぱり口直しができるのも◎
とにかくカニのうま味が凝縮されている松屋のプーパッポンカレー。ご飯もいいですが、さっぱりと口直しができる生野菜との相性もよかったです。
ご飯、お味噌汁、生野菜がついているセットは、定食としてのバランスも◎。

出典:リビングWeb
ゆっくり味わって食べたかったのですが、ご飯も生野菜もどんどん進むので、あっという間に完食!
食べ終わったときには「もう1回食べよう!」とリピートを決めていたほど気に入りました。

出典:リビングWeb
なお、カレー単品の「プーパッポンソース」(570円)もあります。テイクアウトして、パンと合わせたり、パスタソースとして使ってもおいしそうです。
タイ料理が好きな人も、カレーが好きな人も、ぜひ一度試してみてくださいね。
(ライター/富士みやこ)