
警察の捜査に協力する嘱託警察犬が日ごろの訓練の成果を競う大会が、鹿児島市で開かれた。この競技会は、嘱託警察犬の技術の向上を図るため県警が実施。参加した12頭は、足跡からにおいを嗅ぎ取って遺留品を探す競技などに挑んだ。
警察の捜査に協力する嘱託警察犬が、日ごろの訓練の成果を競う大会が鹿児島市で開かれた。
この競技会は、嘱託警察犬の技術の向上を図ろうと県警が開いたもので、新型コロナの影響で2年ぶりに行われた。参加した12頭は、足跡からにおいを嗅ぎ取って遺留品を探す競技に挑んだ。また、雑木林の中で行方不明者を捜索する競技も行われた。
(初めて競技会に参加する佐藤弘幸さん)
「行方不明者の捜索だったり要請があったときにすぐ行動できるように活動していきたい。(警察犬に)今日はお疲れ様と声掛けしたい」
県警によると、今年1月から先月までに直轄の警察犬を含め39件の出動があり、行方不明者の捜索に貢献した事案もあったという。