大雨から1か月 復興支援の動き広がる

大雨から1か月 復興支援の動き広がる

  • FBS福岡放送
  • 更新日:2021/09/15
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佐賀県内に甚大な被害をもたらした大雨から1か月が過ぎました。佐賀市の銀行では15日から復興支援のイベントが開かれています。「マルシェ」と呼ばれる、被災地の事業者による販売会です。

佐賀県内に甚大な被害をもたらした大雨から1か月が過ぎました。佐賀市の銀行では15日から復興支援のイベントが開かれています。「マルシェ」と呼ばれる、被災地の事業者による販売会です。

佐賀市にある佐賀共栄銀行の本店。15日から「マルシェ」と銘打った販売会が始まりました。出店しているのは8月の大雨で被災した地域の飲食店や農家などです。

■白川さん

「1000円ちょうどでよかですよ。すみませんね、どうもありがとうございます。」

「白川製茶園」の代表・白川稔さん(46)。嬉野市など佐賀県内10か所に茶畑をもつ、お茶の生産者です。

■白川さん

「開催してもらって、ありがとうございますという感謝の気持ち。」

■白川さん

「ここです。あそこの木の並んでるところが、ずっとここまで並んでたのが、全部、崩落したような形。」

嬉野市にある白川さんの茶畑。一角が大きく崩れています。大雨から約1か月が経ったいまも手つかずのままです。土砂は約30メートル下の別の農家の茶畑に流れ込みました。

■白川さん

「(発見時)とりあえず、まずぼう然とするしかなかったもんですから、自分の(茶畑)だけじゃなくて、下の人の畑まで土砂が流れていって、まずどうしようからのスタートだった。」

被害は約300万円に上るとみられています。復旧のメドは立っていません。

■白川さん

「茶園の被害といったら植えてから(出荷できるようになるまで)だいたい5年くらいかかる。去年に引き続いてだったんで、肩を落とすしかない。」

去年7月にも鹿島市などにある茶畑が大雨で被災した白川さん。その茶畑の復旧も進んでいません。

■白川さん

「でも下向いちゃ、いかんけんですね。」

2年連続の大雨で崩れた畑をどう復旧するか、頭を悩ませながらも白川さんはお茶作りを続けると話します。

■白川さん

「コロナ禍で、どの業種でも厳しいと思う。その中で、うまいお茶を飲んで、ほっと一息つけるという時間を作っていただきたいなとその一つの手助けになればいいかなと思ってやっています。」

「うまみ」と「香り」が魅力のお茶を多くの人に届けたい。

ことしの大雨の後、初めて参加するイベント。消費者とじかに接することで元気をもらえると白川さんは話します。お茶を買った人は。

■客(江北町から)

「おいしいですもんね、白川さんのお茶は、飲んだ後、口の中がすっきりするような感じ。」

■白川さん

「畑どうだった?とかいうお声かけをいただいて、災害はあったんですけれど、前を向いてやっていっています。という話をさせていただいた。(商品を購入してもらえることは)ありがたいという一言に尽きますね。うまいお茶を消費者のみなさんに作って、お出しすることを使命に頑張っていきたい。」

佐賀県内だけで300億円を超える被害が出た今回の大雨。復旧には有形・無形の息の長い支援が必要です。

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