
韓国国土部「アジアナ航空機ドア事故調査中」…最大懲役10年(画像提供:wowkorea)
韓国国土交通部(国土交通省に相当)は、26日午後0時37分ごろ、チェジュ(済州)からテグ(大邱)に向かったアシアナ航空8124便が、大邱空港に着陸接近中700フィート上空で「非常ドア開放事故」が発生したことについて、「警察の1次調査結果、搭乗客がドアの開放を試みたことが確認され、空港警察隊が身辺を確保し、国土部とともに航空保安法に違反するかどうかなどを調査中」と明らかにした。
航空保安法第23条によると、乗客は航空機内でドア、脱出口、機器の操作をおこなってはならず、これに違反すると航空保安法第46条により、非常ドアを操作した者は10年以下懲役に処する。
国土部は航空安全監督強化のため、航空安全監督官を現場に派遣し、航空機整備異常の有無、代替機運航などに対する点検を実施中だ。呼吸困難など異常を訴えた乗客12人は病院に移され安静にしており、追加的な措置必要時にも積極的に支援する計画だ。
オ・ミョンソ国土部2次官は、大邱空港に係留中の該当航空機の非常ドア開放事故現場を直接点検し、航空会社、プサン(釜山)地方航空庁、韓国空港公社などが参加する安全会議で、徹底した原因調査と非常ドアに対する管理強化など航空安全事故の再発防止を指示した。
一方、該当フライトの登録符号はHL8256(A321)で、2012年5月25日に登録された。合計195人の乗客が搭乗できる。