新潟地裁 新潟市の責任を認める 妻「勝訴しても夫は帰ってきてくれない」【新潟】

新潟地裁 新潟市の責任を認める 妻「勝訴しても夫は帰ってきてくれない」【新潟】

  • 新潟ニュースNST
  • 更新日:2022/11/25
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NST新潟総合テレビ

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新潟市水道局に勤務していた男性職員が上司のパワハラなどを受け自殺したとして遺族が市に損害賠償を求めた裁判。新潟地裁は24日、市の責任を認め、約3500万円の支払いを命じました。

【男性職員の妻】

「夫にいい報告ができて安心しているところです、ただ悔しいのは勝訴判決でも夫が帰ってきてくれないことです」

苦しい心境を語ったのは上司からのいじめやパワハラを理由に夫が自殺したとして新潟市に損害賠償を求めた妻です。

2007年に新潟市水道局に勤めていた当時38歳の男性職員が上司からいじめやパワハラを受け自殺したとして、遺族が市に約8000万円の損害賠償を求めた裁判。

当初、いじめなどの事実はなかったとしていた水道局側ですが2011年に公務上の災害であると認定されていました。

しかし…

【男性職員の妻】

「私は今度こそは水道局が謝ってくれると思いました、しかし、水道局からは謝罪どころか反省も一切ありませんでした」

妻は2015年に裁判を起こし約7年にわたって真っ向から対立。

新潟地裁は24日、市の責任を認め、約3500万円の支払いを命じました。

そして25日…

【男性職員の妻】

「きのう裁判で勝訴判決が出ました。それにおきまして、控訴断念要請書を提出させていただきます」

妻は控訴を行わないことや遺族への謝罪などを求める控訴断念要請書を市に提出しました。

判決にを受けて新潟市の中原八一市長は…

【新潟市 中原 八一 市長】

「大変、大切な職員を失ったことは15年あまりを経た今になりましても、市として大きな損失であり、痛恨の極みであります。改めてご冥福をお祈りいたします」

新潟市は現段階では控訴を断念するとは言いきれず、判決内容を精査するとしています。

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