◇セ・リーグ 阪神―巨人(2023年5月26日 甲子園)

<神・巨>2回、桐敷は中田翔を三ゴロに打ち取る(撮影・大森 寛明)
今季初登板初先発となった阪神2年目左腕・桐敷が、プロ初の二桁奪三振を記録するなど、7回5安打1失点と力投した。
初回に最速149キロを連発するなど、立ち上がりから飛ばした。力強い直球にツーシーム、フォークを交えて巨人打線に的を絞らせず。3回2死二塁で坂本に先制適時打を浴びてもひるまず、7回まで毎回奪三振を記録するなど粘り強い投球を続けた。7回に代打を送られて降板。味方打線が逆転し、プロ初勝利の権利が舞い込んだ。