オリックスが連勝で4位浮上!中嶋監督「みんなが何とかしようとやってくれているのがいい」

オリックスが連勝で4位浮上!中嶋監督「みんなが何とかしようとやってくれているのがいい」

  • ベースボールキング
  • 更新日:2021/05/04
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3点ランニング本塁打のオリックス・宗佑磨(撮影=北野正樹)

◆ 投打噛み合い借金返済目前に

オリックスは3日、メットライフドームでの西武戦で復帰戦となった2年目左腕・宮城大弥が6回途中まで好投。打線も6回に頓宮裕真の先制3ラン、8回には宗佑磨の2試合連発となるランニング3ランと、一発攻勢でこのカードの連勝を4に伸ばした。

移動日なしで乗り込んだ敵地でのナイトゲーム。強敵のソフトバンクに勝ち越した勢いを、そのまま持ち込んだ。

投のヒーローは宮城。急性胃腸炎で4月23日に登録抹消され、4月18日のロッテ戦以来のマウンドとなったが、今季開幕ローテーション入りし2勝を挙げている19歳の左腕は、そのブランクを感じさせなかった。

6回までは完璧な投球だった。許した安打は呉の右安打1本のみ。140キロ後半のストレートにスライダー、チェンジアップ、100キロ台のカーブで、西武打線を手玉に取った。今季、西武戦はチームに初勝利をもたらした開幕2戦目以来。この時は、西武打線を26打数5安打、2打点。打率1割9分2厘と押さえ込んでいた。5本の安打のうち、山川穂高、木村文紀が各2本で源田壮亮が1本。その山川、木村を欠いた打線なら抑えても当然のことだったのかも知れない。

無傷の3勝目を挙げた宮城は「6回まではすべての球種を操ることが出来た。先制点を取ってもらった6回の攻撃を抑えて、7回は気にしすぎた部分があった」と、先頭の源田を四球で歩かせた後、3本の安打を許して2点を与え、1点差に迫られた7回の投球を反省した。

打のヒーロー、先制3ランの頓宮は「(カウント2-1の)バッティングカウントだったので思いきって振りにいった。感触は悪くなかったので抜けると思ったが。スタンドまで届いてくれてよかった。宮城が頑張っていたので何とか打ててよかった」と、女房役として好投の宮城を援護できたことを喜んだ。

もう一人は、快足を飛ばして、ランニングで2試合連続本塁打をマークした宗だ。8回二死二、三塁から4番手・森脇亮介の145キロをセンターにはじき返した。ダイビングキャッチを試みた金子侑司が後逸する間に、本塁を陥れた。1点差に迫られた直後。しかも、抑えが安定感を欠くだけに、値千金の3ランとなった。

「試合に集中して入っているだけ。状況を考えて集中して打席に入っている」と、好調の要因を、集中心と説明した宗。

中嶋聡監督は「大事なところで打ってくれた。ああいうところで打ってくれると、投手も、チームも楽にしてくれる」と、連日の殊勲打を称えた。

これで4位に浮上し、借金も「1」にまで減った。「今日は(欲しいところで点が入り)うまくいったが、明日、これが出来るとは限らない。みんなが何とかしようとやってくれているのがいい。1つ、1ついきます」と、会心のゲームにも中嶋監督は慎重に言葉を選んでいた。

文=北野正樹(きたの・まさき)

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