
ベイリー(左)に蹴りを入れるワト
新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」26日の準決勝で、Bブロック2位のマスター・ワト(26)がAブロック1位のマイク・ベイリー(32)を撃破。決勝戦(28日、大田区)に進出した。
「打・投・極」に加え、飛び技も駆使するオールラウンダーのベイリーに大苦戦を強いられた。エプロンサイドでムーンサルト式ダブルニードロップを浴びたワトは、アルティマウエポン(シューティングスター式ダブルニードロップ)を浴びてしまう。それでもフラミンゴドライバーだけは阻止し、TTDで反撃に転じた。
それでも止まらないベイリーのハイキックを連発されたワトだったが、竜巻旋風脚にカウンターの旋風脚がジャストミート。最後は通天閣ジャーマンでマットに突き刺し、激闘に終止符を打った。
「強すぎるな。最高だった、またやりたい。その蹴りの技術、盗ませてもらう」とベイリーを称賛したワトは、ついに悲願の初制覇に王手。「優勝まであと1つ。そして新日本ジュニアが新しく動き出すまで、あと2日。必ず俺が夢をかなえます。そして新日ジュニアのために、必ず新しい扉を、新しい幕を俺が〝拓きます〟」と、30回目の節目を迎えたBOSJで新時代を到来させることを誓っていた。
東スポWEB