
石川遼
ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップbyサトウ食品第1日(栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)
選手会主催トーナメントが開幕。石川遼(30)=CASIO=は、5バーディー、1ボギーの4アンダー68でホールアウトした。インスタートの11番(パー5)でピン奥約2メートルを沈めてバーディー先行。5番(パー3)では、ピン右8メートルから59度のウエッジを選択。「周りからすれば何してんだろうって感じだと思う」と語りながらも、ピン手前1メートルに寄せてパーとした。後半には4バーディーを奪って、昨年大会は2打差の7位と優勝争いした好相性の舞台で、存在感を示した。
小雨が降り注ぐ中、この日は珍しくバゲットハットを着用した。「5、6年ぶり。ブレンダン・ジョーンズとかアンソニー・クウェイルが被っていたので。すごい楽です」と笑顔。普段は長髪を後ろで結んでキャップから出しているが、ほどいてのラウンド。「これでも切ったんですよ。2、3センチくらい」と笑い、プレー以外でもギャラリーの注目を集めた。上々のスコアで第1日を終了。「想定内でイメージ通りのことが起きている。それが今の自分にとっては大事。明日以降もきょうのような内容を目指したい」と前を向いた。