
勝って堀田賢慎(右)をねぎらう巨人の原辰徳監督=神宮球場(撮影・今野顕)
(セ・リーグ、ヤクルト5―9巨人、ヤクルト10勝9敗、19回戦、5日、神宮)巨人・堀田賢慎投手(21)がプロ入り後最長となる7回を投げ、2安打1失点で2勝目を挙げた。打線も5番に座るポランコが2本塁打を含む4安打3打点とけん引し、13安打9得点を奪った。投打がかみ合い、1カ月ぶりの連勝を飾った。
試合後、原監督は堀田について、サンタナにソロを被弾したあとに、二回1死満塁のピンチを脱し、最少失点に抑えた二回を振り返った。「あの回、1点で抑えたところがね。その後は落ち着きが出てきた」と評価。まだまだ可能性を秘め、発展途上だからこそ「次がとても大事」と期待を込めた。