夜のお仕事の勧誘かと思いきや、思わぬことを言ってきた男との攻防戦の結末 独女・E子「婚活男子の査定記録」【第64回】

夜のお仕事の勧誘かと思いきや、思わぬことを言ってきた男との攻防戦の結末 独女・E子「婚活男子の査定記録」【第64回】

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  • 更新日:2021/09/15

道を歩いていたら、明らかにカタギじゃない感じの男に声をかけられた。夜職の勧誘?のようだったが、茶髪の長髪でヴィトンのTシャツを着ている。少々恐ろしさもあり(ヤンキー的な人が苦手)、聞こえないフリをして歩くことにした。

勧誘なのかナンパなのか

この男の目的はなんだろう

お仕事の条件の話をひたすら私の横で喋り続けていた男だが、私が聞く耳を持たないと分かったのか、諦めた様子だ。しかし、私の横を歩くことはやめなかった。男「わかった。時給1万円でもノルマなし週1勤務でもダメってことは働く気がないことは分かりました。ここからは個人的なお願いなんですけど、めちゃくちゃタイプなんでデートしてくれませんか?」私「……???」これまでお仕事の勧誘だと思っていたが、もしやこいつただのナンパなのか? これが新スタイルのナンパ? ちょっと戸惑ってしまい、顔が反応してしまった。男は「聞いてもらえている!」と認識し、話し続ける。

リッツカールトンに連れて行きたいレベル

女はいつも選ばれる側

男「ちゃんと聞いてほしいんですけど、お姉さんはリッツカールトンにディナーに連れていきたいレベルです。僕なんか収入も多くないし、毎回高級ホテルなんて使えないけど、お姉さんならそれに見合う美人。逆に言うと、美人しか連れていきたくないってことです」ナンパされているはずなのだが、なぜかこの男から選ばれる側の立場に思えるような会話展開だ。男「今までいろんな男の人が、お姉さんをリッツカールトンに連れていったと思います。だからお姉さんからしたらそれは日常かもしれないけど、みんながみんなリッツカールトンに連れていってもらえるわけじゃないのを分かってください。ほかの女の子はそんな待遇受けてないんです。男だって相手を見て行先を変えますから」実はこのコラムでリッツカールトンが出てくるのはこれが初めてではない。偶然なのだが、男たちはみんな「リッツカールトン」の名を挙げる。それが私の日常というわけではないが、とにかくリッツカールトンには申し訳ない気持ちでいっぱいである。

では真の目的は何だったのか

結局一言もしゃべってない

今のところ私は一言も口をきいていないわけだが、男は隣で喋り続けている。男「だからね、お姉さんは自分が容姿に恵まれているっていうことを分かってください。時給1万円なんて、普通の女の子じゃもらえないんですよ? ね? だから一回、お店紹介させてもらえませんか?」私「……!!!!!」なんとか声は出さずにこらえたが、途中ナンパだと思いそうになったこのトーク展開、結局落としどころは「お仕事の勧誘」であったとは……!!!!オチに驚いたところで、私も目的地付近に到着した。男に軽く会釈して、友達と待ち合わせ場所で合流。話は長かったし、茶髪の長髪で少し怖かったが、悪いやつではなさそうだった。そして、リッツカールトンは多くの男性が高級デートの例として挙げるのに、一般的なホテルであるということを知ったのである。

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イラスト/田中光

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