
若元春(左)を寄り倒しで破る豊昇龍(撮影・野上伸悟)
<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館
新大関の豊昇龍(24=立浪)は難敵の若元春を破り、連敗を「3」で止めて4勝6敗とした。
立ち合いですぐにもろ差しになると、一気に寄り倒した。負ければかど番に後がなくなるところを快勝。2~4日目に続き、2度目の3連敗を喫した7~9日目は「いろいろと考えた」と、自信を失い迷いも生まれたという。
だがこの日は「何も考えずにいった。1日1番、集中しようと思った。この気持ちで次、また頑張る」と、胸を張って話した。