
唐津警察署
SNSで誘導されたニセの投資グループで暗号資産への投資話を持ちかけられ、佐賀県唐津市に住む60代の男性があわせて500万円をだまし取られました。実在する投資の専門家をかたる人物から「もうかりますよ」と誘われたということです。
警察によりますと、ことし6月、唐津市の60代の男性が、SNSに表示された投資広告を閲覧していたところ、ニセの投資グループのSNSに誘導されました。
グループ内では「私ももうかりました」などと、ほかの人の投資話が共有されていたということです。
その後、男性はグループのメンバーで、実在する投資の専門家をかたる人物から「もうかりますよ」と暗号資産への投資話を持ちかけられ、2回にわたり計500万円を指定した口座に送金し、だまし取られたということです。
佐賀県内ではことし8月末までに、前の年の同じ時期より66件多い98件のニセ電話詐欺の被害が発生しています。被害額は3億3000万円を超え、すでに過去最悪を更新しています。
警察は、会ったこともない相手からのお金の要求や、もうけ話は詐欺を疑うよう呼びかけています。