【モデルプレス=2023/09/19】Googleが19日、YouTubeの日本版公式ブログを更新。「ネット上での嫌がらせやいじめに関するYouTubeの取り組み」について掲載した。

(写真 : YouTube/Photo by Getty Images)
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◆YouTube、嫌がらせやいじめでのコンテンツ削除件数公開
同社はYouTubeについて「コミュニティを安全に保つことを目的にコミュニティガイドラインを設けています」とし、ネット上での嫌がらせやいじめ、ヘイトスピーチや悪意のある表現について「厳しく取り締まっており、該当するコンテンツの迅速な削除に努めてきました」と説明。違反コンテンツの検出については「問題となる可能性のあるコンテンツをAIが特定し、その後、人間のコンテンツ審査担当者がYouTubeのポリシーに違反しているかどうかを確認しています」とし「ポリシーに違反するコンテンツが多く再生されない、または一切視聴されることのないよう努めています」と説明した。
2023年第1四半期について1回も再生されずに削除された動画は40.4%で、1~10回の再生だった動画は31.9%にのぼることを報告。さらに、嫌がらせやいじめなどを理由に削除したコンテンツの件数も公開し、2023年第1四半期には、チャンネルが8万7000件以上、動画が67万件以上、コメントが7900万件以上削除されたことを発表した。
同社は人材やシステムへの長期的な投資を行っていることに触れ「ネット上でのいじめや嫌がらせについて、これまでもYouTubeでは厳しく取り締まってきましたが、様々なアプローチでこの問題に向き合う必要があることは明確です。2023年6月28日には、インターネット空間の安全を守ることは業界全体の責任であるとの認識から、クリエイターエコノミー協会が設立した誹謗中傷対策検討会にGoogleとして参画し、業界横断でこの課題に取り組んでいます」と説明。2023年9月からはクリエイター参画のもとでネット上での嫌がらせやいじめ防止を目的とした「ちょっとまって:投稿前に、想像しよう」というキャンペーンを行っているという。(modelpress編集部)
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