阪神ファンなのに巨人ドラ1...翁田大勢、指名あいさつで伝統の一戦へ思い

阪神ファンなのに巨人ドラ1...翁田大勢、指名あいさつで伝統の一戦へ思い

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/10/14
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巨人のドラフト1位指名あいさつを受けた関西国際大・翁田は、色紙に「強気」と記してガッツポーズ(撮影・上山淳一)

無限の可能性を秘める。巨人ドラフト1位指名の翁田大勢投手(22)が13日、兵庫・三木市の同大学で指名あいさつを受けた。

11日のドラフト会議後は、祝福メッセージが300件以上届いた。「巨人1位」の反響を実感し、「思ってもいない順位で選ばれて驚きの方が大きかった。実感が少しずつ湧いてきた」と、やや緊張の面持ちで胸中を明かした。

最速157キロの直球を武器にするスリークオーター右腕。リリーフ向きと自己分析するが、球団からは先発で「2ケタ10勝」を求められた。「期待に沿えるように」と役割関係なく、活躍を誓った。ドラフト前の9月19日の大産大戦では、自己最速の157キロをマーク。最後の1球となった188球目にも150キロを記録し、持ち味のスタミナと、力強い直球を見せつけた。

関西生まれで、甲子園で黄色のジェット風船を飛ばすほどの阪神ファン。祖父、父が巨人ファンで母が中日ファンの中、猛虎魂を貫いてきた。違った立場で迎える未来の伝統の一戦へ「翁田だったら仕方ないと、声をかけてもらえるような選手になりたい」と思いをはせた。

逆境からのし上がる強さがある。西脇工時代にはドラフト指名漏れを経験。今年5月には右肘の肘頭を疲労骨折した。ケガをきっかけに、フォームを見直し、ドラ1まで評価を高めた。「自分の求める半分もいっていない。フォームや筋力がついてきたときのワクワクはあります」。期待が膨らむ、“大”きな可能“勢”が詰まっている。【小早川宗一郎】

◆翁田大勢(おうた・たいせい)1999年(平11)6月29日、兵庫・多可町生まれ。西脇工では2年秋からエース。プロ志望届を提出も、指名漏れを経験した。甲子園出場経験はなし。得意球はフォーク、チェンジアップ。ツーシーム、シュート系にも挑戦中。兄・勝基さんは同校が甲子園初出場を果たした13年夏のエース。姉・あかりさんは陸上女子3000メートルの岡山県記録を持つ。181センチ、88キロ。右投げ右打ち。

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