
◆第90回日本ダービー・G1(5月28日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月26日、栗東トレセン
皐月賞5着からの前進を狙うショウナンバシット(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎、父シルバーステート)は開場直後の坂路で最終調整。力強いストライドで64秒2―15秒2の時計をマークし、東京への輸送に備えた。体も引き締まってシャープに見える。
担当の榎本助手は「今朝またがった感じでは、軽さも出てきました。リラックスできていたし、いい状態でいけそうです」と手応えを伝えた。前走の皐月賞は早めに動いて5着と、内容は価値のあるものだった。同助手は「今回はダービーですし、悔いのない仕上げです。3枠6番ですが、勝負服と合う赤い帽子でいいですね」と笑顔で話した。実際、赤い帽子の時は2戦2勝と抜群の成績。最高の“ラッキーアイテム”を味方に幸運をたぐり寄せる。