◇セ・リーグ DeNA7―5巨人(2022年6月23日 東京D)

<巨・D>ウイニングボールを手にした東(撮影・島崎忠彦)
DeNA・東克樹投手(26)が23日の巨人戦(東京D)に先発し、6回途中7安打3失点で、待望の今季初勝利を挙げた。東の勝利は昨年10月23日の中日戦以来。チームは今季巨人に同一カード初の勝ち越しとなった。
試合後、三浦監督は「逆球とかボールがばらけたりとかあったけど、ボールに力があったので。うまくカーブを使いながら投げてくれた。1つ勝ったことで乗っていってほしい」と左腕をねぎらった。
東は今季初の開幕投手を務めながら、5月15日の阪神戦で3回4失点で5敗目(0勝)を喫してからは2軍調整。約1カ月ぶりの1軍マウンドだった。
5回まで巨人打線を無失点に封じた。味方打線も6回までに7得点と、東を強力に援護。しかし6回1死一塁、坂本の適時二塁打で1点を返されると、さらに1死一、三塁で石川の三ゴロの間に1点を奪われたところで降板。後を受けた救援陣が失点しながらも逃げ切り、東が待望の今季初勝利を挙げた。