ラグビー界にもコロナ禍、開幕「スター対決」中止に

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/01/12

日本ラグビー協会は12日、16日に開幕するトップリーグ(TL)第1節2試合の中止を発表した。16日のトヨタ自動車-サントリー(愛知・豊田ス)と17日のリコー-キヤノン(東京・駒沢)の2試合で、3チームの選手、スタッフ計44人が新型コロナウイルス感染の陽性判定を受けたため。

国立競技場で開幕戦を迎える東芝も同日、公式ウェブサイトで選手2人の陽性を発表するなど影響が広がっている。

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ラグビー界に衝撃が走った。トヨタ自動車から13人、サントリーから7人、キヤノンから24人の新型コロナウイルス陽性者が出た。3チームの選手、スタッフを含めると合計44人。TLの太田治チェアマンがチーム関係者と協議の上、2試合の開催中止を決めた。

オンライン会見を行った太田氏は「ファンの皆さまに本当に申し訳なく思っている。政府方針を受け、安心安全を担保しつつ準備をしてきたが、コロナの怖さと脅威を感じた」と素直に語った。TL規定に基づき、代替試合は設けない。引き分け扱いで、両チームには勝ち点2が与えられる。

3チームによると、保健所に認定された濃厚接触者は計90人。重症者はいない。チケットは既に、トヨタ自動車-サントリーが約1万枚、リコー-キヤノンが約8000枚売れ、払い戻しを実施する。開幕戦の中止に伴い、注目の「スター対決」もお預けとなった。サントリーに加入し、世界最優秀選手に2度輝いたニュージーランド(NZ)代表のSOボーデン・バレット(29)と、トヨタ自動車に所属する元NZ代表主将でNO8のキアラン・ リード(35)が対戦する夢の好カードだった。

同日夕には、東芝も選手2人の感染を発表した。日本協会によると、国立競技場で行われるNTTコミュニケーションズとの開幕戦は開催する方針。全チームのPCR検査結果は、14日までに報告される。昨季は第6節で中止になったTLが、今季は開幕前から雲行きが怪しくなってきた。

◆今季のトップリーグ 16日に開幕し、15都府県27会場で開催する。第1ステージ(S)は16チームを2組に分けて、1回戦総当たりのリーグ戦を行い、各チームが7試合戦う。第2Sは、その成績を受けて組み合わせが決まる。下部のトップチャレンジリーグ上位4チームを加えた計20チームを4組に分け、総当たり戦を実施する。3月26日から始まり、各組上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進む。決勝は5月23日に秩父宮で行う予定。

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