デジタル地球儀を中国地方初導入 アスエコ イオン岡山に27日開所

デジタル地球儀を中国地方初導入 アスエコ イオン岡山に27日開所

  • 山陽新聞デジタル
  • 更新日:2023/05/26
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雲画像や海面温度といった観測データを映し出せるデジタル地球儀

岡山県環境保全事業団が運営する環境学習プラザ「アスエコ」が27日、イオンモール岡山(岡山市北区下石井)内に移転し、リニューアルオープンする。リアルタイムの観測データを映し出すデジタル地球儀を新たに導入。イオンの集客力を活用しつつ、多彩な企画展を開催して地球環境の保全への発信を強化する。

6階のフロアの一角(約100平方メートル)に開設。デジタル地球儀(直径60センチ)は雲画像や海面温度といった最新データを球体ディスプレーに表現し、手元のタブレットで操作できる。地球温暖化や干ばつなどの環境の変遷を映す機能もある。東京のNPO法人が開発し、一般が利用できる形での導入は中国地方で初めてという。

27日からは昆虫や微生物を使った食をテーマにした企画展「未来の食料展」(7月17日まで)を開催。環境に配慮した製品に付く「エコマーク」などを紹介する常設展、環境や科学に関する図書のコーナーも設けた。

26日は報道関係者向けに内覧会を開き、山田哲弘所長が「新しい発見と心が動く体験を提供できる場としたい」と抱負を語った。

アスエコは2007年、「環境学習センター」として岡山市の市役所筋沿いの民間ビルに開設。リニューアルに合わせて「環境学習プラザ」に改称した。開館時間は午前10時~午後7時。火曜休み。問い合わせは(080―7887―4171)。

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