岡山県里庄町の消防団で、所属する部の活動費約220万円を横領したとして、男性消防団員が懲戒免職処分を受けました。
2023年5月23日付で懲戒免職処分となったのは、里庄町消防団の40代の男性団員です。
里庄町によりますとこの団員は2019年4月から2023年3月まで、所属する部で会計を任されていました。
その間、複数回にわたって、管理していた活動費をギャンブルに使うなど、約220万円を横領したということです。
活動費は、懇親会などに使われるお金で、団員が報酬や出動手当の中から出し合ったものでした。
2023年3月、部長が男性団員に会計報告を求めたところ本人が横領を認め、発覚しました。
男性団員がすでに横領した金を一部返納していることなどから、所属部は告訴をしない方針です。
里庄町と消防団は、再発防止に取り組み町民の信頼を取り戻せるよう努めたいとしています。
KSB瀬戸内海放送