
娘の幼い頃の写真 / (C)大島由果/KADOKAWA
離婚後疎遠だった娘が亡くなった。70歳の父は、遺された3歳の孫娘を託されて/ハルとゲン
若い頃に離婚して以来、ずっと一人暮らしをしていたゲンに新しい家族ができました。それは離婚後疎遠になっていた一人娘の忘れ形見である、孫娘のハル。5年前に再会を果たした娘がほどなくして病気を患い、父に子どもを託して旅立ってしまったのです。
「おまえはわしがちゃんと育てる。なんも心配いらん」
そう言ってハルを安心させるゲンでしたが、かつて仕事ばかりで家庭を顧みず、妻子に出ていかれた身。70歳にして初めて「子育て」と向き合うことになり、元気いっぱいの3歳児に手を焼く日々が始まりました…。
子どもとの生活は毎日が想定外!? 生真面目で堅物な“おじい”と素直で活発な孫娘ハルの、不器用で温かな日々。大反響にお応えして追加エピソードをお届けします!
※本記事は大島由果著の書籍『ハルとゲン 〜70歳、はじめての子育て〜』から一部抜粋・編集しました。

衣替え再開じゃ / (C)大島由果/KADOKAWA

サクラの写真じゃ / (C)大島由果/KADOKAWA

親父… / (C)大島由果/KADOKAWA

孫には興味がないのかと思っていたが / (C)大島由果/KADOKAWA

ほかほか / (C)大島由果/KADOKAWA

じっ… / (C)大島由果/KADOKAWA

持ってきたんじゃよ / (C)大島由果/KADOKAWA

写真でサクラが着ていたものじゃ / (C)大島由果/KADOKAWA
著=大島由果/『ハルとゲン 〜70歳、はじめての子育て〜』