女優の川口春奈(28)が、俳優・中村倫也(36)主演のテレビ朝日系木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」(7月スタート、午後9時)にヒロイン役で出演する。
池井戸潤氏の同名小説が原作で、山あいの小さな集落が舞台のホラー・ミステリー。中村演じるスランプ気味の作家・三馬太郎が、亡き父の故郷“ハヤブサ地区”に移住し消防団に加入したのを機に連続放火騒動、住民の不審死など怪事件に巻き込まれていくストーリー。川口は、主人公と同じく移住してきた美貌の映像ディレクター役で、集落の闇につながる過去を持つ“疑惑のヒロイン”役となる。
長崎・五島育ちの川口は「私も田舎町の出身ですが、田舎特有の人づきあいや事件が起きたときのハラハラ感が濃く描かれていて、“こういうこと、あるある!”と感じますし、穏やかな田園風景の中で奇妙な事件が起きたときの“違和感”にはゾクッとさせられます」とスリリングな物語にすっかり没入。「脚本を読んでいるだけで面白いので、映像としてどんな世界観を描き出していけるのか、楽しみにしています」と意気込んでいる。
主演の中村とは、自身が15歳のときに出演したドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」以来13年ぶりの共演。「中村さんはつかめそうでつかめないミステリアスな魅力を持つ、素晴らしい役者さん。今回がっつりお芝居させていただくのが、とても楽しみです」と久々の再会に期待。中村も「川口さんには人に対して構えたりしない印象があり、いい意味でムダな緊張感のない楽しい現場になったらいいなと思っています。その上でやるべきことを一緒に積み上げていきたいですね」と作品づくりへの思いを語っている。
