焼却するはずの作品をクリスマスツリーに 立佞武多からアートを制作

焼却するはずの作品をクリスマスツリーに 立佞武多からアートを制作

  • ATV NEWS
  • 更新日:2022/09/23

こちらは8月、3年ぶりに行われた五所川原立佞武多祭りに出陣した中型佞武多です。津軽の夏を彩る伝統文化に新たな命が吹きこまれ、この冬、クリスマスツリーに生まれ変わることになりました。

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丁寧に紙を切り取って解体されているのは、この夏に出陣した中型立佞武多、牛若丸です。制作者の福士裕朗さんは、東京のデザイン会社と一緒に新たなプロジェクトを始めました。
それが、これまでは祭りが終わったあとは廃棄されることが多かった立佞武多に新たな命を吹き込み、アートとして生まれ変わらせることです。切り取った紙を新たな骨組みに貼り付け、クリスマスツリーにします。

※立佞武多制作者 福士裕朗さん
「(立佞武多が)季節を超えて形を変えて、また一つの形になるという一連の流れが、いま世界中で取り組んでいるSDGsにも合致すると思うし、青森をPRする意味でもうってつけのものだと思う」

実は、この立佞武多は、制作段階から環境に配慮したものでした。原料になったのはコットン100%のシャツを作るさいに出た生地のあまり。通常であれば捨てられていたこの生地から繊維を取り出し紙として再生。紙と光の芸術とも称される青森の伝統文化を見事に彩りました。その立佞武多を再び、アートにするという史上初めての試みになります。

※立佞武多制作者 福士裕朗さん
「ごみとして焼却処分されるはずだったものが、また一つ見た人の記憶や心に響くものであれば一石二鳥じゃないですけど」

「NEP ART(ネップ・アート)」と銘打たれたこのクリスマスツリーは、これから2か月ほどかけて制作され、11月下旬から愛知県の松坂屋名古屋店で展示され、クリスマスを彩る予定です。

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