安穏を求める年齢ではない!ジョーンズに移籍のススメ

安穏を求める年齢ではない!ジョーンズに移籍のススメ

  • J SPORTS|コラム(サッカー フットサル)
  • 更新日:2021/07/22

チェルシーはタミー・エイブラハムとダニー・ドリンクウォーター、リヴァプールはディボク・オリギとベン・デイヴィス、ロリス・カリウス、アーセナルはエインズリー・メイトランド=ナイルズとルーカス・トレイラが、「新シーズンの構想には含まれていない」と多くのメディアが伝えている。

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マンチェスター・ユナイテッドでは、昨シーズン後半戦にウェストハムへローン移籍していたジェシー・リンガードが、オーレ・グンナー・スールシャール監督の信頼をふたたび勝ち取った。

一方、没個性のアンドレアス・ペレイラは昨シーズンに続いてローン、もしくは完全移籍という決断に至る公算が非常に大きい。現地時間7月19日に始まったサマーキャンプに元気な姿を見せたものの、スールシャール監督がペレイラに関してはまだひと言も発していないからだ。

また、フィル・ジョーンズの居場所も完全になくなった。

レアル・マドリーとの交渉が順調に進み、ラファエル・ヴァランヌの獲得がほぼ決まっている。来週中にもメディカルチェック、公式発表との情報も飛び交うほどだ。ハリー・マガイアのパートナーを探していたユナイテッドにとって、世界水準のセンターバックであるヴァランヌの加入は、非常に心強い。

この動きに伴い、ジョーンズはクラブ内の優先順位をさらに下げ……いや、もともとカウントされていなかったのかもしれない。直近2シーズンは、1.マガイア 2.ヴィクトル・リンデレフ 3.エリック・バイリー 4.アレックス・トゥアンゼベであり、ジョーンズは2020年1月26日のトランメア戦(FAカップ)以降、一度もピッチに立っていない。

度重なる負傷が影響しているのか、ポジショニングやフィードに改善の跡が見られないからなのか、スールシャール監督のプランから完全に外れてしまっていた。

ことし2月で30歳。体力的なピークは過ぎつつある。高額の移籍金を得られるタイプではなく、ビッグクラブもジョーンズを欲していない。経済的に厳しい多くのクラブにとって、現状の週給5万ポンド(約750万円)は交渉のネックになる。八方塞がりだ。

さぁ、ここからはジョーンズの考え方しだいである。

ユナイテッドという名門に残り、このままキャリアの終焉を迎えるのか。「まだまだトップレヴェルで闘える。俺を見くびるんじゃねえぞ!」と心機一転。減俸を覚悟して他のクラブでピッチに立つのか。ふたつにひとつである。

サー・アレックス・ファーガソンが、「ジョン・テリーを凌ぐ逸材。いずれ世界を代表するCBになる」と絶賛し、ブラックバーンからジョーンズを獲得したのは11年夏のことだった。

あれから10年。彼は期待に応えていない。気合が空まわりするケースも少なくなかった。

新シーズン、ユナイテッドに残ったとしても、リーグカップですら出場するチャンスは巡ってこない。コンディションが整っているのなら、いますぐにでも新天地を求めるべきだ。安穏を求める年齢では、まだない。

文:粕谷秀樹

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