羽田空港のターミナル運営などを手掛ける日本空港ビルデング(9706)は1月24日、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧称ホノルル国際空港)を管理運営するハワイ州運輸局(HDOT)と覚書を現地時間16日に締結したと発表した。両者の経験や知識を生かし、両空港の発展を目指す。

覚書を締結したハワイ州運輸局のエドウィン・スニフェン局長(左)、ハワイ州のジョシュ・グリーン知事 (中央)、日本空港ビルデングの鷹城勲会長(同社提供)
日本人にとってハワイは人気の高い旅行先の一つで、ダニエル・K・イノウエ空港はハワイの空の玄関口で、羽田は日本最大の空港。両空港が交流と協力を強化し、より緊密な関係を構築することで、空港周辺地域への貢献や、ハワイと日本の交流促進、ハワイと日本の航空事業の発展を目指す。
また、空港運営に関する専門的な知識やアイデアを交換し、高品質なサービスを提供することで、両空港の利用者の満足度をさらに高め、ハワイと日本のビジネスや観光の成長と発展につなげたいという。
Tadayuki YOSHIKAWA