ハコスカは対話する楽しさがある|NISMOレーシングドライバー 松田次生|1972年式 日産 スカイライン HT 2000 GT-R Vol.2

ハコスカは対話する楽しさがある|NISMOレーシングドライバー 松田次生|1972年式 日産 スカイライン HT 2000 GT-R Vol.2

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  • 更新日:2023/01/26
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「最強のGT–R使い」。松田次生のほかに、そうした賛美を与えられるのにふさわしいレーシングドライバーは見当たらない。国内最高峰のスーパーGTではNISMOのエースナンバーである23号車をドライブし、プライベートではハコスカGT–RやR35ニスモ、R33ニスモ400Rなどを所有する。まさに365日、GT–R浸けのライフスタイルを貫いている。その生きざまは、文句ナシのカッコよさだ。今回はそんな、松田次生の素顔に迫る。

【GT‐R伝説を継承する「R使い」の美学 1972年式 日産 スカイライン HT 2000 GT-R Vol.2】

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しかし、ハコスカGT‐Rという名車を所有することは、クルマ好きにとって夢であり、あこがれともいえる。1カ月悩み抜いた末に、譲り受けることを決意。実際に手に入れたときは、うれしくて夜な夜な走り回ったそうだ。

「ハコスカは対話する楽しさがありますよね。キャブレターは繊細なアクセルワークを必要とするし。ちょっとでも強引にシフトチェンジすると、ガリッとギアを弾いてしまいますから。エアコンもパワステもない。クルマに興味がない人にとっては、とても不便で扱いにくいと思いますが、自分には対話しながら運転できる喜びを実感できるのが印象的でした」と振り返る。そう現代のクルマにはない味わいをハコスカはもたらしてくれるという。しかも、50年前のクルマとは思えないほどよく走ることに驚きを隠せなかった。

「回した時のエンジン音が戦闘機みたいでほれぼれしました。キャブ車特有のガソリン臭さも旧車らしくて気に入っています。でも、はじめのうちはエンジンの掛け方すら知らなかったんですよ。アクセル2、3回あおってガソリンを送った後にセルを回す。そんなことも知りませんでしたから」

松田さんとハコスカGT‐Rとの付き合いは始まったばかり。しかし、RSワタナベのホイールや前後のブレーキ、リアスポイラー&トランクを装着するなど、その魅力に引き込まれている。これから長い付き合いになりそうだ。

>> 【画像41枚】オリジナルをキープし、一発始動するS20型エンジンなど。アイドリングも安定。すこぶる調子はいい。大切に維持されてきたあかし

>> コクピットまわりもオリジナルを保つ。ハコスカでドライブするのが休日の楽しみで、次のレースへのモチベーションにもつながるという。

>> 純正のバケットシートは、前オーナーが譲ってくれる際に張り替えてくれたそうだ。シートベルトは3点式を装備。

1972年式 日産 スカイライン HT 2000 GT-R(KPGC10)
Specification 諸元
全長 4460mm
全幅 1665mm
全高 1370mm
ホイールベース 2610mm
トレッド前/後 1370 / 1365mm
最低地上高 160mm
室内長 1655mm
室内幅 1325mm
室内高 1110mm
車両重量 1100kg
乗車定員 5名
最高速度 200km / h
登坂能力 tanθ 0.58
最小回転半径 5.2m
エンジン型式 S20型
エンジン種類 水冷直列6気筒DOHC
総排気量 1989cc
ボア×ストローク 82.0×62.8mm
圧縮比 9.5:1
最高出力 160ps / 7000rpm
最大トルク 18.0kg-m / 5600rpm
変速比 1速 2.957 / 2速 1.858 / 3速 1.311 / 4速 1.000 / 5速 0.852 / 後退 2.922
最終減速比 4.444
燃料タンク容量 100L
ステアリング形式 リサーキュレーティングボール
サスペンション前/後 コイルスプリング式独立懸架ストラット / コイルスプリング式独立懸架セミトレーリングアーム
ブレーキ前/後 ディスク / リーディングトレーリング
タイヤ前後とも 6.45H-14-4PR
発売当時価格 154万円

次記事に続く

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