
公用車の給油カードで10回にわたって自家用車に給油したなどとして、北海道オホーツク総合振興局の23歳の男性主事が今月26日付けで懲戒免職処分となりました。
オホーツク総合振興局によりますと、産業振興部農務課の23歳の男性主事は、去年4月から今年2月にかけ、あわせて10回にわたり、公用車の給油カードを無断で持ち出して自家用車に給油した上、公用車に給油したと装って、支払い伝票などの書類を提出していたということです。
男性主事は1回あたり、30リットルから40リットルを給油、被害額は合わせておよそ6万2千円に上るということです。
男性主事は北海道の調査に「お金に困っていた」と不正行為を認めているということで、26日付けで懲戒免職処分となりました。
オホーツク総合振興局の中島和彦局長は「道民の皆さまの信頼を損ねる事態を招いたことは、誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。本件については、26日付けで道警に対し告訴を行うとともに、今後、このようなことが二度と発生しないよう、職員の綱紀粛正に努めて参ります」とコメントしています。
HBC北海道放送