
日本維新の会は、入管施設で死亡したスリランカ人女性に関する国会質疑を巡り遺族から抗議を受けていた梅村みずほ参院議員に対し、26日、「政治倫理に反する行為」などにあたるとして、「党員資格停止6カ月」の処分にした。
梅村氏は、16日の参院法務委員会で、入管施設で2021年に死亡したウィシュマ・サンダマリさんについて、「ハンガーストライキかもしれない」などと発言。
ウィシュマさんの遺族が抗議し、発言の撤回を求めていた。
維新の藤田幹事長は、26日の会見で、梅村氏が党紀規則の「政治倫理に反する行為」「党の規律を乱す行為」に該当するとして、「6カ月の党員資格停止処分」としたことを発表した。
梅村氏本人にも通告されていて、不服がある場合は、1週間以内に幹事長に申し立てることができるという。
維新は、すでに梅村氏を法務委員会の委員から外していて、参院執行部からは厳正な処分を求める上申書が提出されていた。
政治部