
後半、先制ゴールを決め喜ぶ横浜M・松原
「明治安田生命J1、横浜M2-1鹿島」(18日、日産スタジアム)
横浜MはDF松原健(30)のゴールなどで鹿島を2-1で下し、3試合ぶりの白星で勝ち点10として3位に浮上した。
降りしきる雨の中での激闘を制した。後半11分にFWエウベルの左サイドからのパスを逆サイドでフリーだったDF松原が追いつくと、そのまま右足を振り抜いて鮮やかな先制点。「あんな良いシュートが決まるとは思っていなかった」。強烈なミドルがゴール左隅に突き刺さった。
同17分には相手のオウンゴールで追加点。前節の札幌戦では0-2で敗れていたが、連敗せずリーグ戦では3試合ぶりの白星を手にした。昨季はホーム、アウェーともに勝利する“シーズンダブル”を達成していた鹿島に対して3連勝とした。
3月の国際親善試合2試合を控える日本代表に選出されたMF西村とDF角田は先発出場した。ともに見せ場はなかったものの、代表前最後の試合で勝利して活動に入る。西村は「ギラギラして向かいたい。みんなから盗めるものは盗みたい。自分を出せるように負けるつもりもない」と自信を持って臨む意気込みを示した。