
テレビ長崎
長崎くんちの2023年の踊町の1つ、桶屋町の出演者たちが18日、地元の人たちに踊りの出来栄えを披露しました。
長崎くんちで本踊を奉納する桶屋町の「踊見せ」です。
「踊見せ」は出演の依頼を受けた踊子たちが町の関係者に出来栄えを披露するもので、18日は長崎市役所前に200人近くが集まりました。
2023年奉納するのは長唄「諏訪祭紅葉錦絵」です。
新型コロナの影響などで奉納踊が中止になっていたため、踊子たちは4年分の思いを胸に稽古を重ねてきました。
藤間弥寿花(吉村風花)さん(18) 「きょう踊ってみて、自分が楽しむのが一番だと感じた。修正部分がいろいろあるのをきちんと直していって100パーセントをきちんと奉納できるようにしたい」
町の人は 「素晴らしかったですね。練習の賜物だと思います」
桶屋町くんち奉賛会 白山光男 会長 「仕上がったな、と本番が待ち遠しい。神様に対する感謝で先生たちもされている。僕らも同じ気持ちで一体になって臨みたい」
本番まで2週間あまり。
町の人たちはよい奉納ができるようにと気を引き締めていました。