U-24ブラジル代表メンバー 東京五輪選手名鑑。基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。38歳の生きる伝説、アーセナルで復活した男とは?

U-24ブラジル代表メンバー 東京五輪選手名鑑。基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。38歳の生きる伝説、アーセナルで復活した男とは?

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  • 更新日:2021/07/21
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【写真:Getty Images】

GK

東京五輪男子サッカーが新型コロナウイルスの影響による1年の延期を経て7月22日に開幕する。世界が注目するビッグイベントに、果たしてどのような選手たちが挑むのだろうか。今回は、U-24ブラジル代表22人のメンバーを紹介する。

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サントス(背番号1)
生年月日:1990年3月17日(31歳)
所属クラブ:アトレチコ・パラナエンセ
2021リーグ戦成績:9試合出場/9失点

国内リーグで活躍するサントスが、オーバーエイジの1人としてU-24ブラジル代表に加わった。エデルソン、アリソンというワールドクラスのGKがいるためA代表での出場経験はないが、2019年には初めて召集されている。コパ・スダメリカーナ王者としてYBCルヴァンカップ王者の湘南ベルマーレと対戦してからちょうど2年。サントスは日本で再びタイトルを獲得することができるか。

ブレノ(背番号12)
生年月日:1999年4月1日(22歳)
所属クラブ:グレミオ
2021リーグ戦成績:4試合出場/7失点

ブラジルの名門グレミオで今季トップチームデビューを果たしたブレノ。抜群の反射神経を活かしたショットストップを武器にしている。3月にはクラブとの契約を2024年まで延長しているが、欧州方面からのオファーは絶えないという。東京五輪でプレーする機会があればブレノの市場価値は上がることになりそうだ。日本への出国前に新型コロナウイルスの陽性反応が出た影響で足止めを強いられたため、調整に影響が出るのは避けられなさそうだ。

ルーコン(背番号22)
生年月日:2001年2月26日(20歳)
所属クラブ:ヴァスコ・ダ・ガマ
2021リーグ戦成績:3試合出場/3失点

長いリーチを活かしたセービングが魅力のルーコンが、U-24ブラジル代表として東京五輪に臨む。2017年のFIFA U-17ワールドカップは出場がなかったが、世代別のブラジル代表にも選ばれ続けてきた。セリエA(ブラジル全国選手権)での経験はそれほど多くないが、伸び盛りの有望株である。

DF

ダニエウ・アウベス(背番号13)
生年月日:1983年5月6日(38歳)
所属クラブ:サンパウロ
2021リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト

生きる伝説が東京五輪に挑むU-24ブラジル代表に加わった。ダニエウ・アウベスはA代表通算118試合に出場しており、5度出場したコパ・アメリカでは2度の優勝を経験している。19歳のときに欧州に渡り、バルセロナではUEFAチャンピオンズリーグを3度制覇するなど、輝かしい時代を過ごした。果敢な攻撃参加が魅力のサイドバックだったが、2019年にブラジルに戻ると、中盤での新境地を開拓している。一回り以上年下の選手たちを率いて、ダニエウ・アウベスは連覇に挑む。

ジエゴ・カルロス(背番号3)
生年月日:1993年3月15日(28歳)
所属クラブ:セビージャ
20/21リーグ戦成績:33試合出場/1得点0アシスト

ジエゴ・カルロスがオーバーエイジとして加わったことで、U-24ブラジル代表の守備力は格段に上がるだろう。強靭なフィジカルを活かした守備でピンチを防ぐだけでなく、セットプレーではその空中戦の強さが得点力へと変わる。コパ・アメリカを戦ったA代表のメンバーには選ばれなかったが、19/20シーズンにセビージャの欧州制覇に貢献した実力は計り知れないほど高い。東京五輪で飛躍する姿は想像に難くないだろう。

アブネル(背番号16)
生年月日:2000年5月27日(21歳)
所属クラブ:アトレチコ・パラナエンセ
2021リーグ戦成績:8試合出場/0得点2アシスト

ロベルト・カルロスやマルセロといった著名な左サイドバックを輩出してきたブラジルで、次世代を担うと期待されるのが21歳のアブネルだ。スピードを活かした攻め上がりでチャンスに絡み、精度の高い左足のキックでおぜん立てをする。ペナルティーエリアにも臆することなく飛び込んでいく積極性は、対戦国の脅威になるだろう。

ガブリエウ・メニーノ(背番号2)
生年月日:2000年9月29日(20歳)
所属クラブ:パルメイラス
2021リーグ戦成績:8試合出場/1得点0アシスト

ガブリエウ・メニーノは欧州を制覇したチェルシーをはじめとするビッグクラブが関心を寄せられている。2000年にパルメイラスのトップチームでデビューすると、瞬く間に評価を上げていった。ブラジルのヤヤ・トゥーレと評されたメニーノは中盤を本職としているが、右サイドバックでもプレーできる。176cmとサイズはないが、ボディバランスに長けており、推進力のあるドリブルと強烈なミドルシュートは既にワールドクラスだ。

ギリェルメ・アラーナ(背番号6)
生年月日:1997年4月14日(24歳)
所属クラブ:アトレチコ・ミネイロ
2021リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト

ギリェルメ・アラーナは2020年11月にブラジル代表に選ばれたこともある左サイドバックだ。2018年1月に移籍したセビージャでは居場所を築けなかったが、ブラジル国内ではその能力の高さを見せつけている。卓越した左足のボールテクニックに加え、鋭いボール奪取にも目を見張るものがある。連覇を目指すうえで、アラーナの活躍は欠かせない。

ヒカルド・グラサ(背番号4)
生年月日:1997年2月16日(24歳)
所属クラブ:ヴァスコ・ダ・ガマ
2021リーグ戦成績:4試合出場/0得点1アシスト

負傷により代表離脱を余儀なくされたガブリエウ・マガリャンイスに代わり、ヴァスゴ・ダ・ガマに所属するヒカルド・グラサが追加召集されている。足下の技術に優れた左利きのセンターバックで、ドリブルから攻撃参加することもある。機動力も備えており、対人守備にも秀でているのも特徴だ。アーセナルで活躍するDFの離脱はチームにとって痛手だが、グラサにはその穴を埋める活躍が期待される。

ニーノ(背番号15)
生年月日:1997年4月10日(24歳)
所属クラブ:フルミネンセ
2021リーグ戦成績:8試合出場/0得点1アシスト

東京五輪の南米予選でも主力として活躍したニーノは、名門フルミネンセに所属するセンターバックだ。身体を投げ出すシュートブロックなど泥臭い守備が持ち味だが、ハードなタックルでイエローカードをもらうことも多い。初めてコンビを組むジエゴ・カルロスとの連係は、U-23ブラジル代表の浮沈に影響を与えるだろう。

ブルーノ・フクス(背番号14)
生年月日:1999年4月1日(22歳)
所属クラブ:CSKAモスクワ(ロシア)
20/21リーグ戦成績:1試合出場/0得点0アシスト

ブルーノ・フクスは昨冬に行われた東京五輪南米予選に参加し、本大会出場権獲得に貢献した1人。昨夏に移籍したCSKAモスクワでは負傷の影響でシーズンの大半を棒に振ったが、終盤戦に復帰してU-24ブラジル代表のメンバーに滑り込んでいる。190cmの体躯を活かした空中戦の競り合いと、前線への正確なフィードが武器だが、実践感覚の不足を本番までにどれだけ補えるかがポイントとなりそうだ。

MF

ドウグラス・ルイス(背番号5)
生年月日:1998年5月9日(23歳)
所属クラブ:アストン・ヴィラ(イングランド)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/0得点2アシスト

ドウグラス・ルイスは19歳のときにマンチェスター・シティが獲得した逸材で、ジローナへの期限付き移籍を経てアストン・ヴィラに完全移籍している。ピッチの至るところに顔を出してプレーに関わることができる走力と、正確なフィード能力を兼ね備える。19年11月にA代表デビューを果たし、今夏のコパ・アメリカ(南米選手権)では2試合に出場。プレミアリーグで培われたタフさを活かし、決勝で敗れたコパ・アメリカの悔しさを東京五輪で晴らす。

ブルーノ・ギマランイス(背番号8)
生年月日:1997年11月16日(23歳)
所属クラブ:オリンピック・リヨン(フランス)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/3得点1アシスト

アトレチコ・パラナエンセでプロキャリアをスタートさせたブルーノ・ギマランイスは、昨冬から活躍の場をフランスに移した。オリンピック・リヨンでの最初のシーズンは公式戦中断の影響を受けたが、昨季はコンスタントに先発の機会を与えられ、昨年11月にはブラジル代表でもデビューを飾っている。長短のパスを駆使するゲームメイカーは、U-24ブラジル代表の攻撃に創造性を与える。

マティアス・エンリケ(背番号18)
生年月日:1997年12月19日(23歳)
所属クラブ:グレミオ
2021リーグ戦成績:8試合出場/1得点1アシスト

今季は下位に沈む名門グレミオで、中盤のキーマンとなっているのがマティアス・エンリケだ。2019年10月にはA代表デビューも果たし、東京五輪の南米予選でも活躍している。展開力に優れたセントラルMFで、ドリブルや長短のパスで攻撃の起点となる。アヤックスやマンチェスター・シティが獲得に興味を示したと報じられたMFは、東京五輪の舞台でどのようなプレーを見せるのだろうか。

ヘイニエル(背番号19)
生年月日:2002年1月19日(19歳)
所属クラブ:ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/1得点1アシスト

ヘイニエルは17歳のときに名門フラメンゴでデビューした逸材だ。18歳になるとともにレアル・マドリードが獲得し、来夏までの2年間はボルシア・ドルトムントに在籍する。ネクスト・カカと評される攻撃的MFはテクニックやスピードを活かした攻撃が得意で、フィジカルコンタクトも苦にしない。3年後のパリ五輪の出場資格を持つ年齢だが、今大会でも活躍するのに十分なポテンシャルを持っている。

クラウジーニョ(背番号20)
生年月日:1997年1月28日(24歳)
所属クラブ:レッドブル・ブラガンチーノ
2021リーグ戦成績:5試合出場/0得点1アシスト

合併を経て2020年に新たなスタートを切ったレッドブル・ブラガンチーノでキャプテンマークを巻くクラウジーニョ。ネイマールのようなフェイントで敵を欺くチャンスメイカーで、トップ下や左ウイングでのプレーを得意としている。鋭く曲がるキックはゴールの四隅を突くコントロールを備えており、2020年はセリエA(全国選手権)で18得点を挙げて得点王に輝いている。独創性あふれるボールタッチと鋭いキックに対戦相手は苦しむことになりそうだ。

FW

アントニー(背番号11)
生年月日:2000年2月24日(21歳)
所属クラブ:アヤックス(オランダ)
20/21リーグ戦成績:32試合出場/9得点8アシスト

名門サンパウロで育ったアントニーは、昨夏加入したアヤックスで公式戦48試合に出場して10得点を記録している。相手に囲まれてもアントニーにとってはさほど問題ではなく、スピードに乗った状態で止める方法はファウルしかない。ドリブルは切れ味抜群で、右サイドからカットインして左足でゴールを狙う。アヤックスの新たなエースとも呼ばれるアントニーは、U-24ブラジル代表の攻撃のキーマンとなるだろう。

ガブリエウ・マルティネッリ(背番号21)
生年月日:2001年6月18日(20歳)
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/2得点1アシスト

ブラジル国内で無名だった18歳の少年が、イングランドの名門アーセナルと契約を結んだ。1年目からUEFAヨーロッパリーグでチャンスを掴み、公式戦10得点という数字を残した。昨夏に膝を負傷して半年ほど離脱したが、コンディションを取り戻したシーズン終盤はコンスタントに出場機会を与えられている。スピードとフィジカルを兼ね備え、ゴール前でフリーになる動きにも長けている生粋のストライカーだ。現時点では粗削りだが、将来のブラジル代表で活躍するポテンシャルを秘めている。

パウリーニョ(背番号7)
生年月日:2000年7月15日(21歳)
所属クラブ:レバークーゼン(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:1試合出場/0得点0アシスト

パウリーニョは18歳になると同時に海を渡り、ドイツのレバークーゼンに加入した。しかし、昨年7月に前十字靭帯を断裂し、昨シーズンのほとんどを棒に振っている。シーズン最終節に復帰を果たしたが、コンディションはどこまで戻っているかは不透明だ。切れ味鋭いドリブルと遠目からでも狙えるシュートセンスが戻ってくれば、U-24ブラジル代表にとってはこの上ない武器になるだろう。

マテウス・クーニャ(背番号9)
生年月日:1999年5月27日(22歳)
所属クラブ:ヘルタ・ベルリン(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:27試合出場/7得点6アシスト

コリチーバのトップチームを経ずに18歳で海を渡ったマテウス・クーニャは、スイスのFCシオンで1年目から2ケタ得点を挙げた逸材だ。RBライプツィヒを経由して昨冬にヘルタ・ベルリンに加わり、1年半でブンデスリーガ12得点を挙げている。創造性あふれるテクニックはロナウジーニョを彷彿とさせるものがあり、1対1の強さはブンデスリーガでも屈指のものがある。昨年10月にはA代表にも選出されており、さらなる活躍を予感させるタレントだ。

リシャルリソン(背番号10)
生年月日:1997年5月10日(24歳)
所属クラブ:エバートン(イングランド)
20/21リーグ戦成績:34試合出場/7得点3アシスト

リシャルリソンはこの世代を代表するアタッカーの1人で、A代表でも主力としてプレーしている。フルミネンセからイングランドに渡り、ワトフォードを経てエバートンへ移籍。プレミアリーグでは4年間で38得点とコンスタントに結果を残している。中央でも左サイドでもプレーでき、鋭いドリブルやゴール前での得点感覚が優れている。リシャルリソンはコパ・アメリカを経て東京五輪に臨むことになったが、メンバー入りにあたっては本人の強い希望と交渉があったという。2大会連続の金メダルを目指すU-24ブラジル代表を牽引するのは、モチベーションにあふれるこの男かもしれない。

マルコム(背番号17)
生年月日:1997年2月26日(24歳)
所属クラブ:ゼニト(ロシア)
20/21リーグ戦成績:21試合出場/3得点4アシスト

当初発表されていた18人のメンバーにマルコムは名を連ねていたが、所属するゼニトが拒否したためメンバー外となった。しかし、2度目の召集は受け入れられ、U-24ブラジル代表に遅れて合流することになった。バルセロナでは期待に沿う活躍を見せられず、わずか1年で退団。ゼニトでの2シーズンも結果を残せていないだけに、この大舞台で自身の真価を発揮したいところだろう。

予想フォーメーション

▽GK
サントス

▽DF
ガブリエウ・メニーノ
ジエゴ・カルロス
ニーノ
ギリェルメ・アラーナ

▽MF
ダニエウ・アウベス
ブルーノ・ギマランイス
ドウグラス・ルイス

▽FW
アントニー
リシャルリソン
ガブリエウ・マルティネッリ

編集部

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