藤岡奈穂子、念願の米国リングでV3戦「最後の目標だった。うれしい」

藤岡奈穂子、念願の米国リングでV3戦「最後の目標だった。うれしい」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/06/11
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藤岡奈穂子(2018年9月14日撮影)

ボクシング女子5階級制覇のWBA世界フライ級王者藤岡奈穂子(45=竹原慎二&畑山隆則)が、念願の米国リングでの勝利を誓った。7月9日に米ロサンゼルスでの2年ぶりの試合で、WBO同級6位スレム・ウルビナ(31=メキシコ)とのV3戦に臨む。11日に都内のジムでオンライン会見し、試合へ向けての抱負を披露した。

藤岡はこれまでメキシコで2試合、ドイツで1試合を経験している。今回は海外4戦目で初めて米国での試合。「米国のリングはキャリアで最後の目標だった。この状況下で決まってうれしい」と目を輝かせた。

17年に初めて米国でスパーリング・キャンプに行った。その時から「米国で試合したい」と目標としてきた。「今は女子も米国で一番盛り上がっている。そこでアジアの選手が勝てば、わかりやすくアピールになる」と話す。

相手は「右パンチに自信ありそう。パワフルもバランスもいい」と見ている。「KOで派手に勝てば最大のアピールだが、まずは結果を出したい。倒すことを意識せず、冷静な試合運びで自分のボクシング。記念にはしたくない」。米国1勝に集中する。

45歳の年齢と2年のブランクへの心配はあっさり否定した。1年半前からは知人の指導で、フィジカルとダッシュを毎朝欠かさずに汗を流してきた。前戦で引き分けた反省から「スタイルも見直した。基本、一からやり直してきた」という。

4月に試合決定当初は、1ラウンドが2分ではなく3分の予定だった。そこで通常3分のキックボクサーを相手にスパーを積んできた。3分10回でもスタミナに問題はなかった。結局は通常の1ラウンド2分となったが「2年前よりも仕上がっている。今は不安はなく、期待がほぼ100%」と口にした。

同じ女子格闘家では里村明衣子が、欧米のリングに参戦し、優勝するなど大活躍している。藤岡も親交があり、今回の遠征に向けては弁当箱炊飯器をプレゼントされた。「刺激になっている。めいちゃんのように、海外でベルトを掲げたい」。里村を目標に必勝防衛をイメージしている。

この興行ではWBO女子世界ライトフライ級王者天海ツナミ(36=山木)も、WBA女子世界ミニマム級王者セニエラ・エストラーダ(28=米国)の挑戦を受ける。藤岡とは19年7月には引き分け、ライバル2人が競演することになる。

天海は国内女子では史上4人目となる2階級制覇を達成している。4月の大阪での1年4カ月ぶりの試合以来でV4戦となる。エストラーダは20戦全勝(8KO)で、3月の王座獲得に続いて2階級制覇を狙う。昨年は格下相手とはいえ、初回7秒と女子最短KOタイムをマークしている。

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